貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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10: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/02/21(金) 23:28:39.60 ID:y5PUrO+e0


 ――――それから、朝話題になってた家庭科の時間。

 調理実習で作るのはシチューだ。ルーを使わない料理なんてはじめてやるから、敷居が高く思えてしまう。

 得意な人にでも任せる気で他の男共と一緒に皿洗いの役割を買って出ていたが、まだ洗うような段階でもない。


 貸したハンカチを三角巾にしている鹿目さんを眺めてみると、見た目に違和感はあまりない。

 いつも使ってる地味なハンカチも鹿目さんが着けていると印象が少し変わって見えた。


まどか「あとじゃがいもを切って……あ、【貴方】くんじゃがいも剥いてもらってもいい?」

貴方「ああ、そのくらいなら」

まどか「芽はちゃんと取ってね」

貴方「毒があるもんな。わかってるよ」


 みんなで野菜を剥いて切って材料をそろえる。難しくない作業を最初に振ってもらってなんとか活躍できた。

 フライパンを使うようになるところからは複雑そうで俺は洗い物に回ってたけど、鹿目さんは割と仕切っているようだった。


まどか「――……このくらいで水を足していいかな。もう少し煮たら出来上がりだね」

貴方「おお、いい感じに出来てきてる!鹿目さん、普段から家の手伝いとかしてるの?」

まどか「普段はそうでもないよ……。でも、今回のはパパに教えてもらったから」

まどか「最初の時は焦がしちゃってホワイトシチューにならなかったの」


 予習なんてする気にもならなかったから素直に尊敬した。



1料理が出来る女子っていいな
2焦げたシチューはどうなった?
3自由安価

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