【まちカドまぞく】桃「美味しくなったご飯」
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21: ◆h.mZWDiaaQ[sage saga]
2020/02/21(金) 21:44:01.25 ID:5P/H/ATr0

桃「うそ!?……ほんとうだ。一体どうして…」

良子「良は考えてみたの。光の一族の側である桃さんの魔力はいわばプラスの作用を持っていて、眩しい光を当てると物が見えなくなるのと同じように私たちが認識できなくなっただけなんじゃないかって」

良子「そして、お姉は闇の一族であるまぞくだから、光の一族とは逆の性質の魔力を持っていると予測したの。お鍋にお姉の魔力が入ったことで眩しい光が抑えられるように、私たちにも認識できるように戻ったんじゃないかな?」

シャミ子「良……よく分からないけど、さすが私の自慢の妹です!」

シャミ子「……ところで、このうどん食べてみてもいいですか?」

ミカン「ただの水とおうどんだけだから、桃ご飯になってはいないと思うから問題はないだろうけど……お腹を壊しちゃうかもしれないからやめておいた方がいいんじゃないかしら?」

桃「そうだよシャミ子。あぶない橋をわざわざ渡る必要はないよ」

シャミ子「でも……桃が一生懸命茹でたうどんなんです。せめて一口だけでも食べてあげたいんです!!」

桃「シャミ子……」

シャミ子「ではいただきます」パクッ

シャミ子(うっ……水をたくさん吸ってぶよぶよぬめぬめで中途半端に冷めているからおいしくないです……それによく見ると乾燥剤みたいな袋が沈んでいます……)

シャミ子「なかなかのお味でいいと思いますよ」ニコッ

桃「私も一口…」パクッ





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