617: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/04/02(木) 23:55:11.60 ID:EV8yLsq+0
ワイズ「ど、どうぞ」
ここで渡さないのも疑われると思い、ワイズは恐る恐るフレアに近づいて。ポケットの身分証を手渡す。
フレア「うむ、結構」
そして、フレアは手慣れたようにその身分証を何かの機械にスキャンした。
フレア「……失礼、あまり機械を見られると困るので。離れてくれないか」
ワイズ「あ、はい」
もう変に口答えをするのも怖いので、素直に距離を取る。
フレア「…………」
小さい機械を見て、次に机の上にある箱状の機械に眼をやる。
……はぁ、と。小さくフレアはため息をついた。
フレア「ふむ、成程成程。大変結構」
ワイズ「そ、そうですか?」
フレア「では、身分証を返すからこっちに来てくれないか」
小さく手招きを、している。
やばい七人グループの一員ほどのヤバさは感じないが、ほんのりを恐怖を感じる。
……いや、自分が緊張しているから。そう思うのかもしれない。
どうする?
1 近づいて、身分証を受け取る
2 そっちから来てください
安価下2
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