38:☆2/3 ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 22:06:58.73 ID:pVyNxzTm0
P「高峯さん、以前俺にこう言っていたの覚えてます? アイドルとしての初仕事を終えた後……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
P『ちなみに、お店はどこが良いですか?』
のあ『……店?』
P『ええ。予約が必要な高級レストランとかは厳しいですけど……でも、高峯さんのためなら、今日は俺も頑張りますよ』
P『もし今決められないようでしたら、肉や魚や麺類とか、食べたいジャンルでもアバウトに言って下されば───』
のあ『……吉野家』
P『───ん、えっ?』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
のあ「……!」
P「それに、高峯さん。前に送迎中、車の中で吉野家の牛丼をおいしそうに食べていましたよね?」
P「最初は俺の懐事情に気を遣ってくれて、格安の吉野家なんて軽いジョークだろうとは思いましたが……」
P「……高峯さん。ひょっとして、吉野家とか好きだったりします?」
のあ「(ァ、あぐっ……!)」
P「いえ、高峯さんと共演したあのアイドルも、同じくクールでミステリアスを謳っていますが、その実は大のラーメンマニアと聞いてまして」
P「もしかすると高峯さんも、そういった庶民的な嗜好とか持っていたりするんじゃないかなぁって………」
P「なぁんて」
P「ジョークですよ。あくまで俺の妄想です」
のあ「あっ……!」
P「え?」
のあ「………ッ!!」
のあ「(ぜ、絶好のチャンスじゃない! いまこそ、いまこそ勇気を振り絞って言うの!!)」
のあ「(プロデューサーさんが考えているクールな路線も良いけど、本当は……!)」
のあ「(可愛い衣装もいっぱい着たいし! 牛丼もいっぱい食べたい! あわよくば吉野家とコラボがしたい……って!!)」
P「??」
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