【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2
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326:名無しNIPPER[sage saga]
2020/06/07(日) 12:20:56.61 ID:FpyPTWB9O
謙吾「…なにか物音がするな…少し見てくる。」

理樹「うん…。」

謙吾(扉を開けると…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

謙吾「これは…い、犬?」

理樹(犬…ってことは…)

理樹「ヴェルカとストレルカ…かな。ほら、クドが飼ってる…」

謙吾「…能美の…まさか、二木がたまに連れてるあの犬か…?」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「…だとしたら相当まずいんじゃないか…?」

理樹「…うん、そうだね…」

理樹(ここに二匹が来てるってことは…佳奈多さんが犬を使って捜索した可能性がすごく高い…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

理樹「…どうしよう謙吾…」

謙吾「お前は隠れていろ…俺で何とかしよう。」

理樹「え、大丈夫?」

謙吾「任せろ、理樹。」

理樹「…ありがとう、謙吾。頑張って。」




謙吾(…少しすると、予想通り、犬の鳴き声を聞いた二木がここにやって来る。)

佳奈多「…ここね…ここはたしか…宮沢の部屋だったかしら…宮沢、出なさい。いるんでしょ?」

謙吾「……なんだ。どうした、二木。」

佳奈多「単刀直入に聞くわ。直枝がここにいるでしょう?」

謙吾「知らんぞ、来ていない。何を根拠にそんなことをいってるんだ?」

佳奈多「この子達に臭いをたどらせたのよ。」

ヴェルカ「アン!」

ストレルカ「ワン!」

佳奈多「…この子達の鼻は誤魔化せないわよ。宮沢。おとなしく直枝を出しなさい。」

謙吾「だから理樹は来ていないぞ。二木。」

佳奈多「…じゃあ、どうしてここから直枝の臭いがすることを説明できるの?」

謙吾「それは…おそらく俺が所持している理樹の下着の臭いだな。」

佳奈多「………は?」

謙吾「…今まで誰にもいっていないが、実は俺はつい最近理樹の汗や体臭が染み込んだ下着のシャツを入手し、保管をしていたんだ…ちょうど今からそれを堪能しようとしていたところで…」

佳奈多「……」

謙吾「…まあそういうことで、理樹の臭いが俺の部屋からするわけだ。理樹はここにはいない。」

佳奈多「>>327


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