1:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:39:47.13 ID:JxIIzXm90
桃「シャ、シャミ子おはよう」
シャミ子「！！！もっ桃ですか・・・おはよう」
桃「一緒に歩かない？ウォーキングしようｙ」
シャミ子「いえ、お構いなく、桃一人で行ってください」
シャミ子「今日は一日いっぱい忙しいんです」
シャミ子「そういうことで！」ﾀﾞｯ
桃「あっ、・・・」
最近シャミ子が冷たい。
氷の属性を持っているのではないかと思うほどに、
実は氷のまぞくなのではないのかと思うほどに...
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:40:54.23 ID:JxIIzXm90
桃「はぁ...」
身に覚えがないと言えば嘘になる。
シャミ子のペースを無視したトレーニング、
これが一番の原因だと考えている。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:42:23.74 ID:JxIIzXm90
桃「そういえば最近シャミ子の目つきがだんだんと変わってきた気がする」
桃(そもそも、あんまり目も合わせてくれないんだけどね...)
私の言うことは聞いてくれるというシャミ子への甘えと、
4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:43:14.10 ID:JxIIzXm90
桃「トレーナー失格だな...トレーナーじゃないけど...」
桃(悩んでもしょうがない、後悔先に立たず...とにかく今の状況を少しでも良くしよう)
桃「まずはシャミ子の様子を知りたいな」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:44:40.98 ID:JxIIzXm90
扉 ｺﾝｺﾝ(シャミ子の住む部屋のドアをノックする)
桃「おはようございます」
桃「シャミ...優子さんの知り合いの桃と申します」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:47:03.29 ID:JxIIzXm90
清子「おはようございます！お久しぶりですね、千代田桃さん」
清子「いつも優子がお世話になっております」
清子「ちなみに優子は、現在外出中です」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:48:28.45 ID:JxIIzXm90
清子「今日は何か、聞きたいことがあったのでしょう？」
桃「はい、そうです」
清子「優子と知り合いだなんて、今更そんな仲でもないでしょうからね」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:49:46.86 ID:JxIIzXm90
桃「最近のシャ、優子さんについてですが、雰囲気が変わってしまったと感じますか？」
清子「まぞくとして覚醒してから今まで、そこまで変わった様子はなかったと思います」
清子「むしろ、元気になったようです」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:50:57.52 ID:JxIIzXm90
清子「ただ、一つだけ気になることがあります」
桃「教えて頂いても良いですか？」
清子「数日前の話で、優子が家に帰ってきた時のことなのですが」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:52:04.95 ID:JxIIzXm90
清子「これで、私の知ってることは話しました」
清子「次は、桃さんの話を聞いてもよろしいですか？」
桃「はい」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:53:37.79 ID:JxIIzXm90
清子「そのようなことが・・・」
桃「そしてその原因が私には分かってます」
清子「聞かせて頂いてもよろしいですか？」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 12:56:08.95 ID:JxIIzXm90
清子「そんな...しかし、それは変だと思いますよ？」
桃「と、良いますと？」
清子「最近、優子が帰ってくるときは、笑顔で帰ってくる時がほとんどですよ？」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:00:57.39 ID:JxIIzXm90
桃「はい、その通りですね」
桃「今度こそ焦らずに、しっかりと話をしたいと思います」
桃「私もこのままの関係はとても嫌ですので」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:03:27.62 ID:JxIIzXm90
桃「今日は相談にのって頂いて、本当にありがとうございました」
桃「長々とお邪魔してしまい、申し訳ありませんでした」
清子「私も桃さんと話が出来て、とても有意義な時間をすごせました」
15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:04:21.37 ID:JxIIzXm90
清子「・・・これが青春なのですかね...」
清子「久しく忘れていたかもしれない気持ちです」
清子(桃さんには、一つ伝えてないことがあります)
16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:07:03.89 ID:JxIIzXm90
桃「もうお昼過ぎか・・・」
桃(シャミ子の居場所は分からないし、明日学校で会えるかな)
桃「せっかくだから昼食を買って帰ろう」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:08:33.88 ID:JxIIzXm90
桃(シャミ子と...蜜柑？ なんでこんなところに・・・？）
シャミ子「あの時は本当にドキドキしてしまいましたよ...」
桃（あの時ってなんのこと？）
18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:09:45.88 ID:JxIIzXm90
〜数分後〜
シャミ子「そしてその後にですね、桃ｇ...」
シャミ子「あっあれっ！？」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:11:15.01 ID:JxIIzXm90
蜜柑「私は買い物したものを持って帰るから、行ってあげなさい」
シャミ子「・・・まだ気持ちの整理が...」
蜜柑「多分だけど、桃は私たちに気付いていたと思うわ」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:12:03.95 ID:JxIIzXm90
蜜柑「廃るほどの栄光が今までにあったの？」ｸｽｯ
シャミ子「なんですと！？やる気か柑橘系魔法少女よ！」ﾎﾟｺｰ！
蜜柑「その意気よ。応援してるわ」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/03(金) 13:13:37.20 ID:JxIIzXm90
〜夕方〜
桃「たまには・・・石段の下で一人、ポテチを食べるのもなかなかな悪くないかな」
桃「シャミ子と蜜柑が話してた内容...」
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