浅倉透「結婚の約束とか、定番じゃん」
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6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2020/04/05(日) 00:32:56.60 ID:5b/uhYBp0
透「はい、コーヒー」コト

P「ありがとう。いただきます」

透「砂糖、いらなかったよね」

P「よく知ってるな」

透「昔言ってたから」

P「……本当か? その頃俺、コーヒー飲んでなかったんだけど」

透「うそ」

P「今日は冗談が多いな」

透「そういう気分なのかな」

P「そういう日があるの、わからなくはないな。軽い冗談なら、コミュニケーションの一環だし」ズズ

透「………」

P「ふう、コーヒー飲むと生き返った気がするな……」

透「………」

P「……透? どうしたんだ、急に黙って」

透「あ、うん。なんか、顔見てたくて。プロデューサーの」

P「俺の? どうして」

透「………」

透「私、プロデューサーのこと、好きなのかも」

P「ぶっ!? ごほっごほっ」

透「大丈夫?」

P「あ、ああ……すまん、かからなかったか?」

透「こっちは平気」

P「そうか、よかった」

透「プロデューサーに汚されずにすんだね」

P「その表現は誤解を招くから……じゃなくて! さっきの好きなのかもって……それは、どういう意味の」

透「さあ」

P「さあって……まさか、それも冗談だったりするのか?」

透「ところによって一時うそ」

P「そんな曖昧な天気予報みたいな」

透「本当に曖昧だから。でも……曖昧でも、ちゃんと気持ちは伝えなきゃ、でしょ」

P「透……」

透「顔、赤くなってるけど」

P「いや、なんだかな。ここまで純粋に透明な気持ちをぶつけられると、こそばゆくて」

透「かわいいね」

P「くっ、なんだこの敗北感は」


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