小宮恵那「ね、先輩。キスしてあげよっか?」泉瑛太「は?」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/12(日) 23:07:04.71 ID:Q5QCi+N6O
「そろそろ、落ち着いた?」
「うん……なんとか」

先輩が泣きやむまで、何度も頬を啄んだ。
流れた涙を舌先で舐め取ってあげた。
先輩の涙はしょっぱくて、癖になりそうだ。

「反省した?」
「海より深く」
「なら、よし」

とはいえ、一応釘を刺すのが後輩の務めだ。

「もう報われなくていいなんて言わないで」
「……もしも、また言ったら?」
「またおしっこひっかけるから」

そつ告げると、瑛太先輩はくすりと笑って。

「じゃあ、また言う……かも」
「Maybe禁止!」
「フハッ! ……じゃあ、また絶対言う」
「〜〜〜〜っ……ばか瑛太! 分からず屋!」

ほんとばか。それでも好き。because。
欠点よりも良いところが沢山あるから。
だから私は、泉瑛太のことが大好きだ。


【It's not just because I love peeing】


FIN


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