ハルヒ「私が精神病なんて……最悪」キョン「俺と同じだな」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/04/14(火) 22:20:20.99 ID:BhaT1rS2O
「どうかしたか、ハルヒ」
「あんた、下着汚れてるわよ」
「ふへっ?」

どこからそんな声が漏れたってくらい間抜けな吐息が口から溢れた。下着が汚れている?
Why? 何故? 昼前にトイレに行って……あ。

「……どうやら拭きが甘かったらしい」
「フハッ!」

ああ、やはり。こうなる運命。ウンだけに。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

一方的に嗤われるのは癪なので。
やむなく共に哄笑することにした。
知れず、頬に涙が伝う。畜生。糞ったれ。

「キョン……泣かないで」
「ハルヒ……」
「あんたと精神病になれて、すごく嬉しい」

俺たちは今日、精神がイカレちまった。
客観的に見れば大惨事であるものの。
主観的に見れば大満足である。天晴れだ。

「今度はお前のウンパンを見せてくれ」
「……今度、ね」

そっと囁く耳打ちが耳朶を打ち、震える。

なんなら顔面に直接塗りたくってくれても一向に構わないとさえ思えるのは、やはり俺の頭がおかしいからであり、だからこそ愉悦を感じれることが、心の底から嬉しかった。


【涼宮ハルヒの耳打】


FIN


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