18:名無しNIPPER[saga]
2020/04/14(火) 23:18:03.41 ID:es/Qb5Nf0
 ■春 
  
 都心のビル群__。 
 既に帰宅ラッシュが終わったこの街で残っているのはワーカーホリックぐらい。 
 「春といい、双葉といいもっと体を大切にして欲しいもんだ」 
 春が商談から終えたビルから出きた。長時間の会談から疲れた顔を見せた。 
 (やれやれまた無茶してるな) 
 俺は春の近くに行って、扉を開ける。 
 「社長、お疲れ様です」 
 「ご苦労様。ホテルに向かって下さい」 
 「それでいいのか?」 
 「え?」 
 俺は社長に尋ねる 
 「あ、あなた、…な、なんで?」 
  
 「どう?たまにはドライブでも?」 
  
 「もう…」 
  
 春は助手席に移った。 
  
 「急にどうしたの?」 
  
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