266:名無しNIPPER[saga]
2020/05/10(日) 21:55:42.84 ID:7gnP6kF90
  
  「あっはははは! ひぃっ、ひぃー……っ! あはははっ!」 
   
  「わ! 馬鹿、こら加蓮っ! 衣装にシワが……!」 
   
  「……好きにさせてあげたら? なんか楽しそうだし」 
   
  
 気付けばみんな、加蓮とプロデューサーを囲んでいました。 
 ころころと転げ回る加蓮を見下ろして、凛が柔らかく笑みを浮かべていて、 
 それは他のみんなも同じでした。 
  
  「あははっ! だ、誰か止めてぇ……っふふ!」 
   
  「止めてと言われても……ねぇ?」 
   
  「あはは……よく分かりませんけど、加蓮ちゃんが元気になって良かったです!」 
   
  「莉嘉に動画送っとこ。はい加蓮、笑ってー……って笑ってるか、もう」 
   
  「おーい、かれーん……結局脚は……聞こえてないな、これ」 
   
  
 加蓮の馬鹿笑いが収まるまでには、二分たっぷり必要でした。 
  
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