15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/05/01(金) 07:02:43.88 ID:yo4ZRVm4O
 ケースDキュートP 
  
  
  
 キュートP「武内君を、掘りたいんだ」 
  
 まゆ「は、はあ」 
  
 キュートP「あ、ごめんごめん。言い方を間違えた」 
  
 まゆ「そうですよね。安心し――」 
  
 キュートP「武内君を掘る権利が、俺にあると思うんだ」 
  
 まゆ(安心できない……っ) 
  
 まゆ「あの……よければなぜ、そう思うようになったか教えてください」 
  
 キュートP「……元々俺は、ノンケだった」 
  
 まゆ「あ、そうだったんですか」 
  
 キュートP「今から5年前だ。モバマスに興味を持ち始めた時にアニメが始まったので、ランランと幸子目当てで見始めたんだ」 
  
 まゆ「ロリコンさんですねぇ」 
  
 キュートP「そんな俺の心を誰よりも強くつかんだのは、ランランでも幸子でもなく、武内君だった!!」 
  
 まゆ「ロリコンからホモ。奈良重雄ですねぇ」 
  
 キュートP「アニメが終わってもへそ下辺りがむずがゆいままで、武内君にセクハラしまくるSSを書き上げた」 
  
 まゆ「この作者の黒歴史ですねぇ」 
  
 キュートP「わたしをホモにした責任、ちゃんととってもらうんだから」 
  
 まゆ「月姫ですねぇ」 
  
 キュートP「――というわけで、武内君は俺をホモにした責任をとってもらう。俺には武内君を掘る権利がある!!」 
  
 まゆ「はあ」 
  
 キュートP「ありがとうまゆちゃん。この想いを人に話したのは初めてだったんだけど、話しているうちに掘る権利があると確信できた」 
  
 まゆ「あの、人が性犯罪の教唆をしたような物言いは止め――」 
  
 キュートP「善は急げ! 武内君を捕ゲイしてくる! あ、安心してねまゆちゃん。武内君がまゆPに近づかないように、俺無しの体にこれからグフェフェフェフェフェ」 
  
  
 ガチャ、バタン ダダダダダダダダッ 
  
  
 まゆ「……」 
  
  
 <セイイッパイ 輝ク 輝ク 星ニナレ♪ 
  
  
 まゆ「もしもし凛ちゃん。今大丈夫ですか? CPのプロデューサーさんのワイシャツの件なんですけど」 
  
 まゆ「いえいえ、別にまゆは凛ちゃんを疑ってなんかいませんよ。ただ濡れ衣を着せても良心が痛むどころか、爽快感すらある人物に心当たりがありまして」 
  
 まゆ「……はい。今4Fの廊下を、東館に向かって走っていきました。CPのプロデューサーさんに接触する前に始末した方がいいと思います」 
  
 まゆ「はい、それでは」 
  
 まゆ「ふう。予想外のことでしたが、これでCPのプロデューサーさんを狙う変態さんの処分も終わりました。これ以上変な人が来ないうちに、早く片付け――あれ、また誰か来ましたか?」 
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