7: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/05/04(月) 01:22:36.42 ID:IAHVesmp0
女「なんかさー、天使って七つの大罪とかなかったっけ?そんなに性欲にまみれてていいの?」
天使「地上で生まれ地上で生きている時点で半分堕天使みたいなものですから」
悪魔「ぶっちゃけるなー、あんたも」
天使「実際天界の天使たちには相手にされませんからね。あの人たち天界至上主義なんで」
悪魔「魔界のやつらはそんな感じもないんだけどなー。お母さんの里帰りに付き合った時に見ただけだけど」
男「魔界も天界もド田舎だからあんまり行きたくない」
悪魔「天界とかヤバいよねー。公共交通機関がないって」
天使「みなさん空を飛べるので」
女「魔界は?」
悪魔「魔物は基本協調性がないから工事とか全然進まないだけよ」
男「エルフとかドワーフとか個々の種族で見たら工作は得意そうなんだけどね」
女「あたしら人間がこの地上で覇権をとれたのって土木系をやってきたからだし」
悪魔「魔物に巣っていう概念はあっても社会っていう概念はないやつばっかだから」
天使「土木工事のような力仕事は卑しい者たちの仕事であり、天に住まう者がやるものではないと見下してますからね、天界の人たちは」
男「二人はそんなことなさそうだけど・・・・・・」
悪魔「生まれも育ちも人間と一緒なんだからそりゃそうなるでしょ」
天使「朱に交われば赤くなるといいます。そもそも生きていく上で環境に適合できないものは淘汰されるのみですから、生き残っている我々は元来の悪魔や天使とは別物と言っていいでしょう」
女「その結果煩悩天使とピュア悪魔が生まれたわけか、納得」
天使「煩悩天使とはひどいです!」
悪魔「ぴゅ、ピュア悪魔・・・・・・いや、これ怒るべきなのかどうなのか。悪魔的に舐められるのはあんまりよろしくない気がする」
天使「でも私たち女さんに物理で勝てませんし」
悪魔「男!人間代表として私たちとゲーム勝負よ!」
男「よし来た!僕の魂を賭けよう!」
天使「本当ですか!?負けたらなんでも言うこと聞いてくれるんですか!?」
女「そんな話は一切してないんだけど」
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