チエル「ここどこです?」ユニ「端的に言えば無人島だろう」
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3:名無しNIPPER[sage]
2020/05/09(土) 00:19:19.67 ID:GF97m4wU0

クロエ「てゆうか、なんで無人島? 人選間違えてるっしょ。こういうのはもっと「宴だー!」とか言いそうな人ら相手にしなって。ウチらにはそんなかき集めるほどないから、夢。特に探し物とかもないから。知らんけど」

チエル「ですよねー。こうゆう男の子の夢的なものをちぇるっとお出しされたところで、ちえるたちには持て余しがちってゆうか、どうせならもっとうら若き乙女が喜ぶようなちぇるしんぐを持ってこいって感じ? びば、ちぇるしんぐ、ふぉー!」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage]
2020/05/09(土) 00:19:45.88 ID:GF97m4wU0

ユニ「書物に曰く。結婚式の日、身に着けると花嫁が幸せになれると言われる「4つのもの」を指す言葉だとか。なんだチエル君。結婚願望でもあるのかねチエル君」

チエル「ないですないです。適当に言っただけなんで」

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:20:17.98 ID:GF97m4wU0

ユニ「これは失礼な後輩が現れたものだな。ぼくがおぎゃるのは損得勘定に起因するものじゃあない。与えられたママ味に対して、己が心の赴くままにおぎゃっているに過ぎないというのに。そこに打算を見出すのは些か勘繰りが過ぎるじゃあないか」

ユニ「端的に換言すれば、甚だ遺憾というものだ」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:20:48.91 ID:GF97m4wU0

クロエ「てか、どーせ無理矢理見せられるなら18歳児でなくて、現実の方がなんぼか建設的っつーか。ぷー……どうすンの、これ」

ユニ「どうするもなにも、泰然として構えることに是非はないだろう。だが、しかしどうだろうか。こうして手付かずの大自然と相対すると、未知への探求心が湧き起こってくるような心持ちにさせられる」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:21:17.16 ID:GF97m4wU0

ユニ「ほう。そうかい? それは大きく出たものだが、そうか、ぼくは気が付いたら本に囲まれていたよ。あ、ママー、なでなでしてー?」

クロエ「聞いてねーし。オメーどこ学だよ的なニュアンスどっから汲み取ったのパイセン。つかチエルも、いつまでよしよしやってんの。知らんけど。知らんてか知らんふりしたいわ。むしろ知らない人だわ」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:21:44.75 ID:GF97m4wU0

ユニ「気にするな。……ルーツなんぞは神学者や古生物学者にでも探らせておけばよかろう。真に肝要であるべきは今日この瞬間なのだから。さぁ諸君、共に青春の烽火をあげようではないか」

チエル「待ってください。チエル的には興味あります。クロエ先輩とユニ先輩の超絶かわよな幼少時代!」

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:22:23.16 ID:GF97m4wU0

チエル「備えって、ユニ先輩も大概ですよね。なにか帰るアテでもあるんですか?」

ユニ「うむ。こんなこともあろうかとぼくは常日頃より特殊な紙を持ち歩いている。ええと、あったあった、これだ」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage]
2020/05/09(土) 00:22:52.00 ID:GF97m4wU0

ユニ「然り。弾性、とは違うか。なんにせよ復元力が凄まじくてね。硬度が高すぎて加工には不向きな上、紙のように折り曲げるなり切断なりしようにも復元されてしまうのだよ。それも面白いことに、元に戻ろうとする力に距離は関係ないらしい」

ユニ「端的に換言すれば、めっちゃ離れてもくっつこうとする」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:23:17.87 ID:GF97m4wU0


チエル「何言ってるんですかクロエ先輩。言及すべきはそこじゃなくないです?」

クロエ「あん? ……まぁ、うん。余計気味な揚げ足取ったか、さーせんパイセ――」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2020/05/09(土) 00:24:05.29 ID:GF97m4wU0

ユニ「おいおい、そう事を急くんじゃあないよクロエくん、チエルくん。その時を待て。アキノ君には近い将来、ぼくが出世する際にパトロンになれる名誉を与えるついでに、繋がりを残しておきたくて渡したのだ」

ユニ「チエル君の言葉を借りるなら、全土ソル中を股にかけるアキノ君の所在を知るには必要なものだろう。これさえあれば気が向いたら会いに行ける。もちろん、逆もまた然りだ。彼女の所有する飛空挺があれば、大海程度、なんら障害にならないだろう」

以下略 AAS



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