100:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:24:06.42 ID:TLk8NaBL0
 ―――――― 
 ―――― 
 ―― 
  
 警察「全員、協力感謝する。要約すると」 
101:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:26:09.39 ID:TLk8NaBL0
 マスター「でもおかしくねえか? 勇者の話?」 
  
 警察「そうだな。私もおかしいとは感じた」 
  
 勇者(…まあ言われるとは思っていたよ) 
102:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:28:05.24 ID:TLk8NaBL0
 ザバッ 
  
 剣士「うっ…」 
  
 少女「………」 
103:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:30:07.64 ID:TLk8NaBL0
 ―――――― 
 ―――― 
 ―― 
  
 カランカラーン 
104:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:32:04.77 ID:TLk8NaBL0
 剣士「だってそうだろう? 剣も包丁も問題なねえんだ。他に切れそうなものなんてないしよ」 
  
 勇者(………もしかして) 
  
 勇者「マスター。ごみってもう捨てちゃいました?」 
105:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:34:09.72 ID:TLk8NaBL0
 ―――――― 
 ―――― 
 ―― 
  
 -広場- 
106:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:36:08.98 ID:TLk8NaBL0
 警察「……確かにこれなら切れそうだな」 
  
 勇者「うん。刃物がなくてもこれなら十分な殺傷力だと思うよ」 
  
 警察「となるとこの破片が凶器ということか」 
107:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:38:07.34 ID:TLk8NaBL0
 勇者「…昨日、割れた食器の掃除は僕らが帰った後マスターがやったんだ。それに夜は鍵を閉めていたんだよね?」 
  
 マスター「…そうだな」 
  
 勇者「そ、そうなると僕と剣士には難しいよ。金持ちさんと話している間も、食器を拾う様子もなかったでしょ?」 
108:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:40:07.67 ID:TLk8NaBL0
 剣士「けどよ!」 
  
 勇者「剣士…、気持ちはわかるけど……」 
  
 少女「剣士……もういい」 
109:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:42:05.40 ID:TLk8NaBL0
 少女「……昨日の夜…店に…金持ちが連れ戻しに来た」 
  
 少女「……もし、金持ちが捕まっても…すぐ…戻ってくる」 
  
 少女「……そしたら……私は……また…いじめられる」 
110:名無しNIPPER[saga]
2020/05/19(火) 14:44:08.03 ID:TLk8NaBL0
 剣士「それなのに…お前は……」 
  
 少女「………」 
  
 警察「少女。お前を殺害の容疑で連行する」 
188Res/121.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20