137:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:44:04.07 ID:fM4Why510
 剣士「なるほどな。だったら回復魔法を少女にかけてやればすぐ大人になれんのか?」 
  
 少女「………!!」キラキラ 
  
 勇者「…流石に対象が全身になるし、そんな年単位進めるのは魔力的に無理だよ。一部分だけならまだしも」 
138:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:46:09.03 ID:fM4Why510
 剣士「とりあえず回復魔法はそんな感じなんだな」 
  
 勇者「そうだね、ちなみに火術は空気中の熱を凝縮、水術は空気中の水分を凝縮して、雷術は静電気を凝縮してって感じかな」 
  
 剣士「へー、そうなのか。知識はあるのに使えはしねえんだな」 
139:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:48:09.82 ID:fM4Why510
 勇者「…さて、そろそろ先に行こうか。その凄い魔法を早く見せてほしいしね」 
  
 剣士「だな。教会に行って呪いの装備外してもらわないとな」 
  
 少女「……うん、行こう」ギュッ 
140:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:50:32.52 ID:fM4Why510
 剣士「……おい」 
  
 勇者「……はい」 
  
 剣士「何でちょっと目を離しただけでいなくなるんだよ」 
141:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:52:06.88 ID:fM4Why510
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 剣士「大分暗くなってきたな」 
142:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:54:07.88 ID:fM4Why510
 勇者「そっか、教会と孤児院が併設されてる場所なんだね」 
  
 少女「……懐かしい」 
  
 勇者「覚えてくれてる人いるといいね」 
143:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:56:05.01 ID:fM4Why510
 勇者「…そっか。剣士も大変だったんだね」 
  
 剣士「いや、俺は大したことねえよ」 
  
 少女「……剣士のお父さんはどうしたの」 
144:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 18:58:05.11 ID:fM4Why510
 勇者「…うん、大丈夫だよ。二人のを聞いてるだけなのは悪いしね」 
  
 剣士「勇者の親父は前勇者なんだよな?」 
  
 勇者「…そうだね。15年前に勇者に選ばれて冒険に行ったっきり…だね」 
145:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 19:00:19.23 ID:fM4Why510
 剣士「…さて、もう遅いし寝るか」 
  
 勇者「そうだね。…暗くなっちゃったしね」 
  
 剣士「…だな。じゃあ俺はこっちのテントで寝るな。おやすみ」 
146:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 19:02:04.73 ID:fM4Why510
 勇者「まぁ、でも確かに魔法の使えない少女ちゃんを一人にするのは危ないよ」 
  
 剣士「俺の貞操の方が危ねえよ。だったらお前が一緒に寝てやれよ」 
  
 勇者「……それは」 
147:名無しNIPPER[saga]
2020/05/22(金) 19:04:11.84 ID:fM4Why510
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 「うわああああん!! うわあああああん!!」 
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