【対魔忍RPG】まりの大冒険 ふたたび
1- 20
30: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:19:01.89 ID:5z9OpdEU0
「いえそんな…助けていただいたうえにそんなことまで…」

「お言葉に甘えさせてもらいましょう、森浦さん。彼女はこう見えてかなりの力持ちなんですよ」

(えへへ…紅さんに褒められてる…)
以下略 AAS



31: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:19:46.63 ID:5z9OpdEU0
「…まり、もし良ければなんだが…このまま私の仕事を手伝って貰えないか?」

「えっ」

「せっかくのオフに申し訳ないんだが、君の力があれば私も心強い。もちろん報酬も」
以下略 AAS



32: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:23:23.52 ID:5z9OpdEU0
>>31
誤字ったのでもういちど

「…まり、もし良ければなんだが…このまま私の仕事を手伝って貰えないか?」

以下略 AAS



33: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:23:50.27 ID:5z9OpdEU0
――家と逆の方向に進んでいることを告げる森浦と紅の声で引き返したのは100メートルほど進んでからであった。


34: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:24:24.12 ID:5z9OpdEU0
――
――――
――――――



35: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:25:30.12 ID:5z9OpdEU0
――センザキの中心部は、戦争難民が大量に流入して築いたスラム街である。

この区域を中心に数々の犯罪組織が巣食い、“闇の繁華街”センザキを形成した。

森浦の住居はそんなスラム街の一角にある。
以下略 AAS



36: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:26:25.73 ID:5z9OpdEU0
「こんな場所で恐縮ですが…紅さんはイカがお好きと伺いましたので…」

森浦が台所から料理と酒を運んで来る。

皿には焼いたイカを緑のタレで和え、香草のようなものを散らしたものが盛られている。
以下略 AAS



37: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:26:59.66 ID:5z9OpdEU0
ぺこぺこと頭を下げながら酒を勧めようとする森浦を紅が手で制する。

「すみませんが、仕事中は…」

「ああ済みません、いつもの癖で…」
以下略 AAS



38: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:27:49.21 ID:5z9OpdEU0
紅の隣に座ったまりがニヤニヤと笑みを浮かべながら紅を見つめている。

「…なにか変なことを思い出してるんじゃないだろうな」

「い〜えっ♪ぜんぜんそんなことありませんよっ♪」
以下略 AAS



39: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:28:21.84 ID:5z9OpdEU0
紅は酒に弱いわけではないが、飲みすぎると泣き上戸になる癖がある。

普段のクールさが嘘のようにめそめそと語りだし、誰彼構わず愚痴をこぼしまくる。

まりは1年前の事件でそれを目にしたことを思い出していたのだ。
以下略 AAS



40: ◆H5MbwxPKRo[sage]
2020/05/16(土) 17:29:02.58 ID:5z9OpdEU0
「やっぱりなにか思い出してるだろう」

「そんなことないですよ〜♪」

まりは紅をはぐらかしながら皿の上のイカに箸を伸ばし、ぱくりと頬張った。
以下略 AAS



181Res/57.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice