古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
1- 20
102: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 22:10:22.96 ID:RS4SDFXO0
真奈美「見知った顔だな」

志乃「4月1日から新設された柊班の人員よ……自己紹介を」

楓「高垣楓巡査部長です。この度、希砂二島の駐在から刑事一課配属となりました」

のあ「戻ってきたのね、楓」

楓「はい。私も、逃げてばっかりではいられませんから」

のあ「あなたは逃げたりなんてしていないわ。自信を持ちなさい」

楓「ありがとうございます……留美さんの代わりを務められるようにがんばります」

のあ「留美の代わりは志乃でいいでしょう」

志乃「そうね……姫川さんも挨拶を」

友紀「久しぶりっ!姫川友紀、刑事になりました!」

真奈美「栄転じゃないか」

楓「栄転と思いましたけど、違うんですよ」

のあ「違う?」

志乃「断られていたの……刑事一課に去年から誘っていたのよ」

友紀「恥ずかしいから、バラさないでよ!」

真奈美「いいじゃないか。どうして、受けたんだ?」

志乃「必死に勧誘したもの……」

友紀「凛ちゃんを送り届けて、裁判も見届けた」

のあ「寛大な判決だったようね、聞いてるわ」

友紀「一区切りついた、のと」

真奈美「のと?」

友紀「やられっぱなしは性に合わないからね!直接リベンジのチャンスがないなら、刑事として上回る!」

真奈美「大和亜季にやられたこと、根に持ってるんだな」

志乃「のあさん……ご協力を頼むわ」

のあ「ええ」

志乃「さて……寝不足を見せないように仕事をしましょう」

楓「わかりました」

友紀「オッケー!」

真奈美「もしかしてだが、3人で飲んでいるのか」

のあ「留美はそこまで飲まなかったものね……」

友紀「さっさと終わらせてキャッツの試合を見よう!当日券あったら球場で!」

楓「ふふ、魅力的な提案ですね」

志乃「考え事はあと……はじめましょう。そして、私の技術を全て叩き込むから覚悟しなさい……」

真奈美「これは、大変そうだな」

楓「覚悟の上、です」

友紀「刑事、千本ノックだね!」

志乃「それで……探偵さん、ご協力してくださるかしら」

真奈美「私は構わない。のあはどうする?」

のあ「もちろん協力するわ。はじめましょう」

エピローグ 了

高峯のあの事件簿 完


製作 tv〇sahi



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/156.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice