古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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32: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 20:56:35.82 ID:RS4SDFXO0
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清路警察署・ロビー

泉「大忙しだね……ドラマみたい」

真奈美「こんなに慌てていることは、珍しいと思うが」

泉「もう夜だし、状況はわかるよ」

ドンデンガエシ……

のあ「公衆電話?もしもし、高峯よ」

留美『探偵さん、調子はどうかしら』

のあ「留美?何故、公衆電話からかけてくるの?」

留美『そろそろ、気づく時間だから』

のあ「何を……」

留美『驚いたわ。先手を取ろうと思えば、取れるのね。探偵高峯のあも刑事一課長柊志乃も出し抜ける』

真奈美「佐久間君から、電話だ。どうした?話、わかった、清路警察署のロビーにいる」

留美『ねぇ、探偵さん。正義のためにするべきこと、って何かしら』

のあ「待ちなさい、留美。あなたがすべきことは、そんなことではないわ」

留美『追ってこなくていいわ。終わったら、自首するから』

のあ「違うわ!それで、いいわけないでしょう!」

泉「わっ、大きな声を出すの初めて見た……」

真奈美「……」

のあ「今すぐにやめなさい、和久井留美!」

留美『自分のすべきことは自分で決めるわ』

のあ「留美!私は友人として……」

留美『安心して。これから増える死体は、古澤頼子くらいよ。ばいばい、探偵さん』

のあ「留美、留美!ああ、切れたわ!なんてことを!」

泉「……ごめん。何が起こったか、私でもわかった」

真奈美「私も、だ。のあ、落ち着け。お願いだ」

のあ「はぁ……」

まゆ「のあさん、楓さんからお話が」

楓「なにか、ありましたか」

真奈美「高垣君の話は言わなくても良い、わかってる」

のあ「私が、私達が疑えるわけないでしょう……留美」



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