古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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43: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 21:06:41.13 ID:RS4SDFXO0
久美子「志乃さんが作ってくれたリストよ」

のあ「志乃、容疑者の名前と住所記憶してるの?」

久美子「覚えてる分だけ……って、言ってたけど。普通は1人も覚えてないわよね」

のあ「志乃が課長になって1年ほど。留美が追っている事件は把握しているのは想像できたけれど、覚えているとは思わなかったわ」

真奈美「これだけあれば、充分だな」

のあ「ええ、被害者がいないか探せるわ」

久美子「もう指示は出ているはずよ。被害者は、今のところ、増えていない」

楓「……どうしましょうか」

真奈美「相手は、優秀な刑事だ」

のあ「それを最もわかっている人間は、私よ」

楓「更に、拳銃を持ち出しています」

真奈美「追っているのは古澤頼子だ」

楓「古澤頼子を手にかければ、自首するとも言っていました」

のあ「……」

まゆ「のあさん……どうしますか」

のあ「迷うことはないわ」

真奈美「聞かせてくれ」

のあ「友人と呼べる人物は、私にはほとんどいないわ。この事件を起こした理由が、見当もつかない。だけれど、道を踏み外したとしても、友人であることには変わりはないの」

楓「……」

のあ「だから、留美に次の事件は起こさせない。止めるわ、絶対に」



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