古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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5: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 20:32:41.56 ID:RS4SDFXO0


清路警察署・刑事一課和久井班室

和久井留美「探偵さん、電話とは珍しいわね。何かご用かしら?」

和久井留美
刑事一課和久井班班長。階級は警部補。のあとは腐れ縁とのこと。

のあ『留美、事件については知ってるわね』

留美「もちろん。警察は大慌て、休暇中に呼び出されたわ」

のあ『お疲れ様』

留美「私は署に来たわ。理由は拳銃携帯命令を守るため」

のあ『新田巡査の拳銃は』

留美「持ち出されているわ。私は許可を出していない」

のあ『彼女が内通者だったのね』

留美「渋谷凛からは聞き出していたわ。桐生つかさも協力者とのことよ、人や物を集めていた」

のあ『何か、問題が起こった?』

留美「私にはさっぱり。仲間割れか、口封じか……それとも」

のあ『それとも、何かしら』

留美「粛清、とか。古澤頼子がやったように」

のあ『それなら、渋谷凛は平気かしら』

留美「ヘレンの依頼で署長が人をつけてくれたわ。安全よ」

のあ『信じることにするわ』

留美「大和巡査部長が現場に先行しているわ。久美子さんもいるようね」

のあ『留美はどうするのかしら』

留美「新田巡査の責任は取るわ。私の部下だもの」

のあ『……そう』

留美「探偵さん、聞いていいかしら。何のために、古澤頼子を追ってるの?」

のあ『理由は色々あるわ』

留美「質問を変えるわ。探偵として、必要なものは何?」

のあ『安斎都に以前言ったわ。自分の信じる正義』

留美「同感よ。探偵さん、必要なら連絡するわ」

のあ『ええ。ご健闘を』

留美「……さて、これでいいわね。始めましょうか」

柊志乃「和久井警部補、いいかしら」

柊志乃
刑事一課長。階級は警部。かつては留美の教育係であり、驚異的な成績をコンビとして残していた。

留美「課長、何かご用ですか」



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