古澤頼子「高峯のあの事件簿・マスターピース」
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7: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/05/18(月) 20:34:29.18 ID:RS4SDFXO0


清路警察署・留置場

渋谷凛「騒がしいね……大変なことになってるみたいだけど」

姫川友紀「そうみたいだねー」

渋谷凛
生花店の一人娘だった。先日の事件を機に、罪を償うことを決めた。

姫川友紀
渋谷凛を護衛するために派遣されてきた。普段は移送車の警備を担当している。

凛「なのに、私はトランプをしてる。警備の人と一緒に」

友紀「心配しなくていいよ。野球のシーズンオフだから、暇だし」

凛「そういう意味じゃないんだけれど……というか、中にいていいの?」

友紀「ダイジョーブ!許してくれる、って」

凛「ホントかな……」

高橋礼子「こんばんは。仲良くなったみたいじゃない」

高橋礼子
清路警察署署長。階級は警視正。キャリアルートから離れたのには理由がある、というウワサ。

友紀「署長、お疲れ様であります!」

礼子「お疲れ様。格子の中に入るのはあなたのやり方?」

友紀「入っていいかどうかはわかるからね。凛ちゃんは平気」

礼子「そう。あなたのやり方でいいわ」

凛「署長……?」

礼子「挨拶が遅れたわね。署長の高橋礼子よ」

凛「……よろしく」

礼子「あなたの安全は保障するわ」

凛「それは、信じてる」

友紀「あたしがいるからねっ」

凛「署長さん……この人、信じて良いの?」

礼子「古澤頼子の関係者でないはずよ」

凛「私も、違うと思う」

礼子「勤務態度も良好。護送車襲撃事件の大立回りで表彰されているのよ」

友紀「あの時は大変だったよー。スタンガンが安物で助かった」

凛「姫川さん、意外と凄いんだね」

友紀「友紀でいいって。それに、入っている理由言ったでしょ?」

礼子「理由?」



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