女「選ばれた能力は、綾鷹でした」
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2: ◆X0lVDgvcQ2[sage saga]
2020/05/31(日) 17:12:16.92 ID:Ah/etRVG0

友「で、でもさっ!超能力なんて無くてもは問題無いくらい女ちゃんは強いじゃない!」

女「……それは、私の家が伝説の勇者の血筋だからですね」

友「あっ…」

女「強くならなくては良い暮らしは出来ない。…幼い頃から教え込まされてきました」

女「今までの条件は平等。差をつけるのは個人の努力のみ。ただし、そこまでの段階だけならば勇者とは呼ばれない」

女「…その血筋故に手に入る、勇者の力の断片を超能力として継ぐ。それが私の、」

友「も、もういいよ!もういいからっ!」

女「…………ぶぅ」ムスッ

友「…そんな顔されても、どうすればいいのさ……」

女「貴女、私と亡命しましょう」

友「えぇっ!?無理だよぅ!あたし鈍臭いしぃ…」

女「でも、このままでは私はお見合いという名の交配で人生が終わってしまいます」

友「…あ………」

女「勇者の家に女として生まれた時点で、不幸だったのかもしれませんが」

女「選ばれたのが急須で入れられたような私では、外部もそう簡単に私を選ぶ事は無いでしょう」

女「そうなれば最悪、この前の授業の大盗賊のような筋肉まみれのおじ様と結構する事になるやもしれません」

友「やっ、やだよそんなの!そんなの女ちゃんが可哀想だよぉ!」




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