188: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2020/06/10(水) 23:56:15.57 ID:XB6P+/TNo
設計者「製錬所は設計段階から燃え上がる土木作業員に任せた」
設計者「僕はそろそろ太陽炉の改良に取り掛かろう」
設計者「温度を上げすぎても危ない。一点を加熱するより、日光の照射される点をいくつかに分散させよう」
開拓団科学者「大型の太陽炉を何に使うんですか?」
設計者「引き続き、水の確保に使うよ」
設計者「完成だ」
設計者「太陽光を集めて、お湯を作り、パイプに流す。蒸気は弁から逃がす」
設計者「お湯が通るパイプを巻き付けた融解槽に川の氷を入れて融かす。融けた水は定期的に貯水槽へと流す」
設計者「流す際は、融解槽に少し水を残すのがポイントだ。水を通して熱した方が氷は早く融けるからね」
設計者「断熱材で覆われた貯水槽に水を蓄えて、必要に応じて取り出す」
設計者「水道管が凍る冬場に、井戸の代わりに使うんだ」
設計者「夜間はパイプから水を抜いておかないといけないけどね」
開拓団科学者「温泉が湧いていれば話は早かったのですが」
設計者「流石に僕も温泉は作れないよ」
インフラ
水道……上水道or貯水タンク
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