【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」
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1:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 01:34:01.19 ID:3998YRn80
理樹(ある日、クドが枕の新調がしたいので買い物に付きあってほしいというのでその週の日曜日を待ってから一緒に街の方に出かける事となった)

日曜日

駅前

クド「わふー!今日はいい天気になってとても助かりました!絶好の買い物日和です!」

理樹「うん。ただ夕方からは雨が降るみたいだから早めに帰らないとね」

クド「そ、そうなんですか!?じゃあ早速回っていきましょう!レッツショッピング、なのですー!」

理樹「はははっ」

理樹(ちょうど中間試験も終わったのでクドのテンションはいつにも増して凄く高い)

バタッ

理樹「ん?」

理樹(後ろで大きな物音がした。振り返るとそこには白いワンピース姿の格好の女性が階段につまずいたのか寝そべるように倒れていた)

???「ッ・・・」

理樹(だが、その姿には何か違和感があった)

クド「わふっ!た、大変です理樹!あの人きっと怪我を・・・!」

理樹「えっ・・・あ、ああっ」

理樹(しかしその違和感の正体を掴むことより先に手助けするのが優先だった。僕はクドにはその場にいてもらい、その人に駆け寄った)

理樹「あ、あの・・・大丈夫ですか!?」

???「・・・・・・」

理樹(見た所、こけた拍子に擦りむいたのか膝から痛々しい血が流れていた。そして先ほど感じていた違和感はそれを見て何故か更に大きくなった)

理樹「た、大変だっ。これ使ってください!」

???「ありがとう・・・」

理樹「!!」

理樹(その人は声と共に顔を上げた。そして僕はその声を聴いた瞬間に先ほどまでの違和感の正体に気付いた。長い髪の毛、その恰好でそうは思わなかったけどこの声と体格は・・・!)

ワンピースの男「ございます・・・」

理樹(この人は・・・男だ!)

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2:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 02:04:21.26 ID:3998YRn80
理樹「うっ・・・!」

理樹(頭が一瞬真っ白になった。女性の格好はしているが顔は完全に男性で、年齢は30代といったところだろうか?顎には手入れされていない髭も生えていた。その男性はぎこちない笑みを浮かべて僕の差し出したハンカチを震える手で受け取った。まるで数年ぶりに人と会話をしているという風に)

理樹「あ・・・えっと・・・そ、そのハンカチは差し上げます・・・っ」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 02:26:55.20 ID:3998YRn80
理樹(いた。僕らがいる店の向かい側の店の入り口の前に彼は立っていた。しかもその視線は確実に僕を捉えていた。僕は本能的に彼を長く見つめずあくまで自然に___出来ていたかは怪しいが_____首をそのまま近くの商品棚に映し、クドとの会話を続けた)

理樹「あ、ああ・・・確かこれかな・・・」

クド「なるほど、低反発枕ですかー!これ触るとモチモチしていてとっても気持ち良いんですよねっ」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 02:41:37.58 ID:3998YRn80
ペットショップ

クド「あっ!ありましたー!わふー!これでストレルカ達もきっと喜んでくれます!」

理樹「お土産が出来てよかったね」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 02:57:21.17 ID:3998YRn80
夕方

駅への帰り道

理樹(モールではほとんど時間を使っていないように感じたが帰る事には夕焼けがうっすらと空を染めていた。あんなことが2度もあったので僕は後ろを何度も警戒していた)
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 03:16:50.41 ID:3998YRn80
店内

理樹「ふぅ・・・ここからならこっちを発見することはないかな・・・」

クド「あのぉ〜・・・リキ・・・」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2020/06/06(土) 03:17:19.81 ID:3998YRn80
続く(∵)


8:名無しNIPPER[sage]
2020/06/06(土) 23:41:23.04 ID:i8/UjeQso
お、期待


9:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 03:34:09.69 ID:DqlrKPBh0
プルルルル

ガチャ

恭介『おう理樹か、どうした?』
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 04:12:46.55 ID:DqlrKPBh0
………………


理樹(恭介にあらざらい話した。あれだけおちゃらけていた恭介は話の最中で察したのか僕の話の腰を折る事はほとんどせず、話の中の不明瞭な点だけ聞き直すようになったからだ。これは恭介が真剣に話を聞いている時のサインだ)

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 04:40:04.89 ID:DqlrKPBh0
…………………

理樹(しばらくすると恭介から電話が来た)

ガチャ
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 05:01:52.81 ID:DqlrKPBh0
クド「………リ、リキ…あの……」

理樹「シッ、喋ったら見つかるよっ…」

クド「は、はいぃ…」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 05:45:02.71 ID:APrdI3nN0
理樹(そういうと恭介と謙吾はクドと僕を間にして列を成すように先導した。真人は一番後ろでストーカーがこっちに来ないか見張りながら僕らの後を追う)

恭介「よし、出るぞ」

理樹(店の出入り口までたどり着いた時だった)
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 05:48:24.45 ID:duI/6EBD0
理樹「なにが……っ」

理樹(恭介の方を振り向くとその視線の先にはタクシーが止まっていた)

理樹「えっ!なんでこんな所に…!?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 06:17:07.51 ID:duI/6EBD0
クド「多分、あの人はリキに親切にされたからお礼を言いたいんじゃないかと…」

謙吾「ほお?」

クド「た、確かに最初は怖かったんですけど、よくよく考えると私達に怒ってる様子はなかったし、もしかしたらただ凄くシャイなだけなんじゃないかって……」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 06:26:08.97 ID:APrdI3nN0
……………………………………………


………………………

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 06:26:46.23 ID:APrdI3nN0
続く(∵)


18:名無しNIPPER[sage]
2020/06/14(日) 11:01:40.03 ID:cmDe8Fkao
乙。実際怖い


19:名無しNIPPER[sage]
2020/06/14(日) 11:38:30.43 ID:ADFfalUh0
緊張感あっていいね、ホント怖いわ


20:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 17:11:00.58 ID:ppV3dc7k0
食堂

来ヶ谷「なるほど。じゃあそのハンカチからこの場所が見つかったという訳だ」


以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2020/06/14(日) 17:31:12.24 ID:ppV3dc7k0


理樹部屋

理樹「はぁ…ただいま……」
以下略 AAS



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