花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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2020/06/07(日) 21:31:26.66 ID:S4U2UQtS0
 メリー「自分の世界に入り込むななのー。お前がそれやると面倒なことになるのー」 
  
 隣人「め、メリーさん?いつのまに・・・・・・」 
  
 メリー「夕飯時なのに来ないから心配してきたの。カバンに電話入れっぱなしだから気付かれなかっただけなの」 
15: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:32:23.04 ID:S4U2UQtS0
 隣人「社長〜、助けてくださ〜い」 
  
 社長「え、なんですか?どうしましたか?」 
  
 隣人「次期社長の採用面接とか先輩のこととかいろいろあってもう頭の中ぐちゃぐちゃなんですよ〜!」 
16: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:33:26.04 ID:S4U2UQtS0
 社長「それで、男君のことはどうしたんですか?」 
  
 隣人「あっ、えーっとですね、先輩の生命力が小さいから大きくしてあげたいなという話でして」 
  
 社長「んー、注ぎ込めばいいんじゃないですか?」 
17: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:34:10.77 ID:S4U2UQtS0
 隣人「せーんぱーい!キスしましょー!」 
  
 男「断る」 
  
 隣人「えっ!?」 
18: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:34:37.11 ID:S4U2UQtS0
 男「禁呪ってついてる時点で使っていいもんじゃないだろ」 
  
 メリー「生命リンクってのも名前がヤバいの。多分片方が死んだらもう片方もってやつなの」 
  
 花子「どこぞのお空の世界みたいな話だよね」 
19: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:35:24.42 ID:S4U2UQtS0
 隣人「・・・・・・追い出されちゃいましたね」 
  
 貞子「一晩反省していろとのことでしたのでまあいいでしょう。それよりも、ですよ」 
  
 隣人「はい!先輩とリンクする方法ですね!」 
20: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:36:06.76 ID:S4U2UQtS0
 貞子「確かに私たち三人とも男さんのことは好きですよ。身体を求められたら喜んで差し出しますし、死ねと言われれば死ねます。そんなレベルです」 
  
 隣人「それでも、スタートラインに立っていないんですか?」 
  
 貞子「はい。だって元々の立場が殺す殺されるの関係だったわけですよ?そして養う養われるの関係に移行したわけです。こんなので色恋なんてできるわけがないじゃないですか」 
21: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:37:04.63 ID:S4U2UQtS0
 貞子「まあ我々からの話はこれくらいにしておきましょう。あとは自分で決めることです」 
  
 花子「そだね。あ、貞子はちゃんと一晩頭冷やして置けってメリーが言ってたから」 
  
 貞子「え?私戻れないんですか?」 
22: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:37:45.39 ID:S4U2UQtS0
 隣人「・・・・・・当たって砕けろ、か」 
  
 隣人「うん、そうだよね。自分で何も言わずに、察して欲しいだけだとか、そんなのずるいよね」 
  
 隣人「他の三人も、ああは言ってるけど心のどこかでは先輩の事を恋愛的な意味で好きなはず」 
23: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/07(日) 21:38:16.97 ID:S4U2UQtS0
 隣人「先輩、話があります!」 
  
 男「ん?」 
  
 隣人(メリーさん、貞子さん、花子さんに背中を押されてついにこの日が来ました。先輩に、私の想いを伝える日が!) 
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