花子「新しい!」貞子「生活!」メリー「なの!」
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71: ◆GiMcqKsVbQ[saga]
2020/06/16(火) 16:00:19.71 ID:dgPNsq/R0
 貞子「今日も今日とて男さんは病院生活・・・・・・・」 
  
 メイド「また?」 
  
 貞子「はい。自分で胸を叩いた衝撃で心臓が止まっちゃって」 
  
 メイド「そういうときは反対側から同じ大きさの衝撃を伝えて対消滅させるのよ」 
  
 貞子「それ体の中で衝撃がぶつかり合ってもっとひどいことになりませんか?」 
  
 メイド「もしくは一瞬ずらすことによって心臓が止まると同時に心臓に衝撃を与えて動かすって言う荒業があるけど」 
  
 貞子「私にはそのタイミングを計ることができないですね」 
  
 メイド「難しいわね・・・・・・いっそのこと新しいのに取り換えられたらマシになるかもしれないけれど。私じゃダメなのよね」 
  
 貞子「え、お姉さんそんな方法考えてたんですか?」 
  
 メイド「だって私なら心臓が止まったところで自分で蘇生できるし」 
  
 貞子「思ったよりぶっ飛んだ思考でした」 
  
 メイド「ただ、血液型がね。私はAで男はBだから。姉弟で違うってのも面倒なのよね」 
  
 貞子「その壁は乗り越えられないんですね」 
  
 メイド「それもできないかと思ってね、幼馴染に血液全部抜いて入れ替えるとかできないかって聞いてみたのよ。所謂交換輸血ってやつ?」 
  
 貞子「だから思考がぶっ飛んでるんですって」 
  
 メイド「でも造血細胞とか諸々も入れ替えないといけないから現代科学じゃ無理だって言われたのよね」 
  
 貞子「今更ですけどお姉さんものすごくブラコンですね?」 
  
 メイド「そうかしら?普通だと思うけど」 
  
 貞子「普通の姉は弟のために心臓とか血液とかを丸々差し出そうと・・・・・・あれ、思うのかな?」 
  
 メイド「さっき言った幼馴染も弟のために医師免許取ったりしてるし、私の後輩も弟妹たちのために遠方で稼げる方じゃなくて近場の仕事を選んだし」 
  
 貞子「世の中のお姉さんはすごい人ばかりですね・・・・・・・ほんとうに」 
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