財団X職員「彼らの話をしよう」
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31: ◆p.eyw.Jp/YP0[saga]
2020/06/14(日) 19:26:49.38 ID:s8QtQaOV0
-File2.Rider Killer part2-

――横浜市 旧ISS研究所跡地前 20:45

(夜の倉庫街。財団Xの偽装トレーラーが待機している。研究所跡地前には財団X職員、デッドライオンが並び立つ)

財団X職員「アンタ人間の姿にもなれるんだな」

デッドライオン(人間態)「あたぼうよ。しっくりこないから普段はやらないけどな。一応ここは民間エリアだ。万が一、姿を見られたらマズい」

財団X職員(自分の姿の奇っ怪さは理解していたのか)

デッドライオン(人間態)「……って、お前! そんな軽装備で大丈夫なのか!? 銃一本でやれる相手じゃねえぞ!」

財団X職員「いや、俺はこの『対改造人間用拳銃』だけで充分だ」

デッドライオン(人間態)「そうかい。死んでも文句言うなよな。ヤマさん(情報部部長)、こちら回収班デッドライオン。準備完了した。周囲に人影なし。予定通り2100より回収を始める。そちらはどうだ?」

情報部部長(通信)『はいはーい。こちら回収班ヤマさん。『人払い』実行済み。周囲人影なし。トレーラーでお待ちしてまーす』

デッドライオン(人間態)「了解。通信終わり」


デッドライオン(人間態)「作戦の確認だ。研究所跡に潜入後、隠された地下研究所へ繋がるポイントへ移動。財団の人間ならアクセスが可能なことは調べてあるから、ここまでは簡単だ」

デッドライオン(人間態)「地下研究所突入後、ライダーキラーを捕獲。これが鬼門だな……」

デッドライオン(人間態)「尚、捕獲時にはこれを使う。『瞬間圧縮冷凍捕獲装置・ムシカゴ』だ。お前も持ってるよな」

財団X職員「ああ」

デッドライオン(人間態)「使い方は説明するまでもないが……まあ『モンスターボール』みたいなもんよ。シュッと投げてバーンと捕まえる――」

財団X職員「『モンスターボール』?」

デッドライオン(人間態)「『モンスターボール』知らないのか? 『ポケモン』の……」

財団X職員「ポケモン?」

デッドライオン(人間態)「だああっ! もういいっ! そろそろ行くぞ! これだから最近の若いやつは……」ブツクサ

財団X職員「何を怒ってるんだ?」


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