アクア「ひとりぼっち」
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18:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:44:14.59 ID:X5ggoiQ40
「…そろそろ時間だな、貴様はこの後、命が消える。寿命だ」

「うん」

「そして…その身体で降りてくること、この数十年間、この世界で普通に暮らすこと…それは魔王を倒した特典だったな。その契約期間は終わった。貴様はこの世界に戻ってくることはないだろう」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:44:41.24 ID:X5ggoiQ40
「…そんなに感情の篭った声で言われると…泣いちゃうじゃない」

「いつも泣き叫んでいるだろう、今更すぎるわ」

「…そうね」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:45:46.98 ID:X5ggoiQ40
「…」

「…」

「…私は、満足した…わ。あんた達も、夢を叶えてから…」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:47:32.25 ID:X5ggoiQ40
「ようこそ女神アクア…あなたの下界での暮らしは終わりました」

「…私は、あなたにあらたな道を案内する、女神…クリスさんだよ!」

「…エリスあなた何やってるの?ここでその姿なの違和感しかないんですけど」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:48:20.26 ID:X5ggoiQ40
「ええ…すっごい楽しかったわね。あの3人が先に逝ってからもバニルとウィズに子ども達がいたからそこまで寂しくはなかったし」

「それは何より!いやー、寿命には流石に逆らえないからね。カズマくんもめぐみんもダクネスもみんなアクアに申し訳ないって言っててさ」

「…え?」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:49:07.85 ID:X5ggoiQ40
「はい!さて、では行きましょうか。あの3人に会うなら私もクリスでいなきゃと思ってこの格好ですけど、アクア先輩はどうします?」

「どうって…私別に下界でも姿変えてなかったわよ?」

「でもあの装備は体を変えてからつけてないですよね?」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:49:35.08 ID:X5ggoiQ40





以下略 AAS



25:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:50:02.82 ID:X5ggoiQ40
「ちょっとおおおおおおおお!!!」

「うわうるせえ!ここ基本的に静かなんだから大声上げるなよ!」

「違うでしょう!?ここは涙で私を迎え入れるシーンでしょう!?なに呑気にボードゲームやってんのよ!」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:51:02.94 ID:YkD7crT/O
「…」

「カズマなりの気遣いらしいぞ、アクア」

「気遣いってわけじゃないが…まあ、でもこれが俺たちだろ?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:51:44.84 ID:X5ggoiQ40
「1番母親らしかったのはめぐみんだったな、次点でアクア」

「お、おい…私だってやれてたはずだぞ」

「…少し酷な言い方かもしれませんが、私は母がいたから1番母親らしくできただけだと思いますよ」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[saga]
2020/06/17(水) 21:52:12.34 ID:X5ggoiQ40
「行くって…どこに?」

「上に報告することがあるのでしょう?私たちも付き添いますよ」

「ああ、私たちがいた方が話しやすいこともあるだろう」
以下略 AAS



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