円香「好奇心は猫を?」シャニP「にゃ〜んゆぅ!」
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8:名無しNIPPER[sage]
2020/07/01(水) 20:44:38.31 ID:l6XRENfhO
円香「嫌な夢を見たんだ」
透「そっか。大変だったね」
浅倉に背後から近づき抱きすくめると浅倉は夢の中と同じく無表情だった。
それでも拒みはしないので背中をつつーっとなぞると浅倉は本気で嫌がった。
透「やめてよ」
円香「アイツにはそういうこと許してるのに?」
透「あの人のことを悪く言うのも…樋口、どうしちゃったの?」
円香「なんで…私はこんなにいつもあんたのこと考えてるのに」
シャニP「おーどうしたどうした。珍しいな。お前らがケンカなんて」
透「あっ、ううん…なんでもないよ」
あいつが現れる前は浅倉と肩を並べるのは私たちくらいだったのに。
あいつは私から浅倉の全部を奪っていった。そういうキラキラした目を向けてきたのは私だけだった。
ずっと一番話して遊んでいたのは私だけだったのに。
シャニP「どうした?樋口さん…顔色が悪いぞ?」
円香「触るなッ!」
パシッと掴んだシャニPの2m110kgの分厚い手はヌメヌメとして黒光りしていた。
円香が上を見上げると、黒い妖怪がジッと円香を見下ろしていた。
円香「あんた…」
シャニP?「ドウシタ?ドうシタンだ?」
円香「そうか…あんたは昔から…ずっと離れてくれないわけね」
シャニP?「邏?逶エ縺ォ縺ェ繧」
シャニPだったものはそう言い残し、再び違う円香は概念の中に形成されていった。
おわり
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