ぐだ「サーヴァントを庇ったら怒られた」
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20: ◆kratnb/iBE[saga]
2020/07/21(火) 09:07:25.78 ID:nW4hQEY90

ぐだ男「ん……んん…?」

槍トリア「……おや? 起きましたか」

ぐだ男「あれ……ここ、僕の部屋?」

槍トリア「記憶は確かですか? 身体は痛みますか?」

ぐだ男「……あ。そうだ、僕……」

槍トリア「思い出したようですね。それでは言わせてもらいますが……」

槍トリア「なんという無茶をしたのですか! 貴方は!」

ぐだ男「うおっ!?」

槍トリア「咄嗟に私が敵を倒さなければ、貴方は腕を失っていたのかもしれないのですよ!」

ぐだ男「ご、ごめんなさい!」

槍トリア「……ふぅ。本当はもっと色々と言いたい事があったのですが、貴方の顔を見ていたら忘れてしまいましたので、説教はしないでおきますが……」

ぐだ男「いや、その……本当ごめん。無茶なのは分かっていたんだけど、もう本当に体が勝手に動いちゃって……」

槍トリア「私が頼りないのは理解していますが、それでも私は騎士です。マスターに守られなければいけないほど脆弱ではありません」

ぐだ男「頼りないなんて思った事ないよ! でも……騎士の誇りを傷付けるような真似をしたのは理解してる。本当にごめん」

槍トリア「おや? 貴方の事ですから「僕よりもアルトリアが万全でいてくれた方が戦況が有利になる」などと言うと思っていましたが、多少は成長したようですね」

ぐだ男「うっ……いや、そういう風に考えている所はあるけど、僕の命は僕だけのものじゃないから……」

槍トリア「その自覚を持っているのなら、無茶はしないようにしてください」

ぐだ男「気を付ける」


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