3: ◆kratnb/iBE
2020/07/13(月) 07:40:55.74 ID:xY+EMkEY0
   
  ウィーン  
    
  ドスッ、ドスッ  
    
  ぐだ男「あ、ジャン」  
    
  パンッ!!!!!  
    
  マシュ「お、オルタさん!」  
    
  ジャルタ「…………」  
    
  ぐだ男「痛い」  
    
  ジャルタ「良かったですね。生きている証拠ですわ」  
    
  マシュ「先輩は怪我をしているので、どうかお手柔らかに……」  
    
  ジャルタ「いいこと、マシュ。こういう馬鹿は口で言っても伝わらないの。じゃあ殴るしかないでしょう?」  
    
  ぐだ男「怒ってる?」  
    
  ジャルタ「いいえ? あなたがどうなろうと私の知った事じゃないですし。というか? 私の事を庇ってこんな大怪我する馬鹿マスターとか? 意味分からないですし?」  
    
  ぐだ男「そっか、良かった」  
    
  ジャルタ「このっ……!」グッ  
    
  マシュ「落ち着いてください!」バッ  
    
  ジャルタ「馬鹿じゃないの!? あと数センチ外れてたら死んでたのよ!?」  
    
  ぐだ男「そうなんだ。まぁでも、生きてるから……」  
    
  ジャルタ「そういう問題じゃない! 放しなさいマシュ! こいつは燃やされないと分からない馬鹿よ!」ジタバタ  
    
  マシュ「お願いですから口で! 口でお願いします!」  
    
  ぐだ男「怒るのは分かるけど、あそこでジャンヌがやられてたら一気に形勢が悪くなってたから。僕が怪我する程度で勝てるなら、それでよかったと思うんだ」  
    
  ジャルタ「…………本当に、あなたという人は……」  
    
  マシュ「先輩……そんな風にご自分を軽く見るのは止めてください」  
    
  ぐだ男「うーん、そういうつもりじゃないんだけどなぁ……」 
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