ぐだ「サーヴァントを庇ったら怒られた」
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36: ◆kratnb/iBE[saga]
2020/07/28(火) 08:14:39.21 ID:FEOH4uIK0

ウィーン

秦良玉「マスター……」

ぐだ男「ん? あ、良さん。おはよう」

秦良玉「…………お目覚めになったと聞いて来ました。ご無事のようで、何よりです」

ぐだ男「う、うん。えーと……大丈夫? 顔が真っ青だけど」

秦良玉「私は……私は……!」バッ

秦良玉「申し訳ありませんでしたっっっ!」ドゲザァ

ぐだ男「ええええええっ!? ちょ、何事で!?」

秦良玉「この身はマスターの盾であり矛……にも関わらず務めを全うできないどころか、敵からの攻撃に反応できずにマスターに庇われる始末……どうか、どうか私になんなりと罰をお与えください……」

ぐだ男「罰って……いや、あれは僕が勝手に」

秦良玉「そこにどんな理由があろうと! マスターをお守りできずにそんな怪我を負わせたのは事実です!」

ぐだ男「うーんと……とりあえず顔をあげてほしい。僕は良さんになんの落ち度も無かったと思うよ。あの時、孔明を守ろうとしたのは当然の判断だし、それで奇襲の対応が遅れて僕だけが動ける状況だったんだから。うん、僕は良さんを責める気は無いし、無事に生きて帰ってこれたから上々じゃない?」

秦良玉「そんな……それでは私の気が」

ぐだ男「僕と良さんは確かにマスターとサーヴァントだけど、でも良さんと僕は仲間だよ。仲間を守ってなんでその仲間を罰しなきゃいけないの? すごい変じゃない?」

秦良玉「そ、それは……そうですが……」

ぐだ男「ね? だから良いの。こんな怪我なんともないし、戦闘には勝てたし、なんの問題も無いよね」

秦良玉「…………うう……」


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