5: ◆kratnb/iBE
2020/07/14(火) 03:06:08.41 ID:W689kNTX0
ジャルタ「……分かってるの? あんたが死んだら、終わりなのよ?」
ぐだ男「それは理解してる。それでも」
ジャルタ「でももだっても無い。あんたが死んだら終わりなの。だからこそ、あんたを守るために私たちは召喚された」
ぐだ男「うん」
ジャルタ「盾を守って持ち主が怪我をした、そんな話があると思います?」
ぐだ男「みんなは盾なんかじゃないよ」
ジャルタ「あんたがどう思おうと、私たちはあんたを守る為にここにいる。それなのにあんたは庇って怪我をした。あんたは私を……いえ、ここに集った全ての英雄を愚弄したのよ」
ぐだ男「……」
ジャルタ「サーヴァントを【守らないといけないもの】に貶めた。あんたにそういう意図がなかろうと、少なくとも私はそう考えるわ」
ぐだ男「……そんなつもりは」
ジャルタ「なかったとしてもよ」
ぐだ男「……ごめん。本当にそういうつもりじゃなかったんだ。でも……うん、今後は控えるよ」
ジャルタ「そうしてください。……貴方が本当に、心の底から私たちを仲間と思ってくれているのなら、私たちの気持ちも考えてください」
ぐだ男「うん……ごめん」
ジャルタ「……いえ」
マシュ「先輩が私たちを守りたいと考えてくれるのは、本当に嬉しいんです。でも、私たちは先輩を失いたくありません。だから、自分を大切にしてください。元気に生きてくれるだけで、私たちは嬉しいんですから」
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