パワー「ついでに今晩はパンツも穿いとらん!」デンジ「おおっ!?」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:36:20.93 ID:9sFi2ME0O
「おう、おう! パ、パパ、パワー!」
「なんだよ、パワ子。こんな夜更けに」

ある日の晩。
オレはバディーである血の魔人、パワーに寝込みを襲われた。

「デンジ! 朗報じゃ!」
「だから、なんだよ。また糞が便器に詰まって流れなくなったのか?」
「それもあるが、そんな些事はともかく、ワシと子作りをしよう!!」

一応、高い理性を持つ魔人と位置付けられているパワーであるが、ご覧の通り、意思疎通を交わすことは困難である。

学校に通ったことのないオレもそれほど教養とやらは持ち合わせていないので、ひとまず、オレはオレにわかる範囲でパワ子を嗜める。

「とりあえず、糞詰まりをどうにかしろ」
「ガハハ! どう頑張っても無理じゃった!」

こいつ、またか。常習犯すぎる。
パワ子の糞は頑固で一度詰まるとしぶとい。
時間が経つと取り返しがつかなくなるので、仕方なく、深夜のトイレ掃除をしようと布団から身体を起こすと。

「む? 何故起きる? いいから寝てろ!!」
「ぐえっ!?」

クロスチョップとボディプレスの合わせ技によって、オレはパワ子に押し倒された。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:38:16.08 ID:9sFi2ME0O
「なにすんだ! 重いんだよ、お前は!!」
「ワシと子作りをする気はないのか!?」

子作り。子作りねぇ。
誰が? オレと、パワ子が?
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:40:04.66 ID:9sFi2ME0O
「ついでに今晩はパンツも穿いとらん!」
「おおっ!?」

なにが、おおっ!? なのだろうか。
しかし、ここは盛り上がるべき場面であると、少ない教養を基に判断した。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:42:13.29 ID:9sFi2ME0O
「オレは男なので孕みません」
「む? ワシに抵抗するつもりか?」
「物理的に無理です」

オレには教養がないので、生物学だのなんだのをパワ子に教えてやることは出来ない。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:46:14.26 ID:9sFi2ME0O
「どうしたデンジ。目にゴミが入ったか?」
「ぐすっ……だから、なんでもねーって」

ポチタのことを思い出すと、泣けてくる。
それはオレがまだ人である証だった。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:49:04.64 ID:9sFi2ME0O
「おおっ! なるほど! この手があったか!」
「うるせーよ」

頼むから、そんな反応はやめてくれ。
せっかくその気になったのに萎える。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:50:45.69 ID:9sFi2ME0O
「さっきの涙のお礼に、揉ませてやる」

それはそれは、律儀なこって。ありがてぇ。

「ひと揉みだけじゃぞ?」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/21(火) 00:52:10.71 ID:9sFi2ME0O
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?!!?!!」
「フハッ! フハハハッ!! その顔っ!!」

声にならない思いが、叫びとなって。
こみ上げる、この気持ちはなんだろう。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage]
2020/07/21(火) 22:35:23.99 ID:ItAozriW0
>>7の「フハッ! 尻を拭うのを忘れとったわ!!」を見て、あれ?ってなって
>>8の「フハッ! フハハハッ!! その顔っ!!」で気づいた


本当途中までの文章ウメーわwwwwww


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