千早「私が歌う理由」
1- 20
14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/08/01(土) 18:19:35.04 ID:nI3QwB+a0
それなら最初から余計なことを聞かないでほしい、と思ったが、プロデューサーの次の言葉に私は思わず息をのんだ。

P「その歌へのこだわりは、亡くなった弟と何か関係あるのか?」

千早「・・・どうして知ってるんですか。」

どうして今そんな話をするのか。どこまで知ってるのか。

困惑と不快感と怒り、そして何故か僅かな恐怖が胸の奥に渦巻いた。

P「すまん。最近のお前はちょっと危なっかしいからな。気になって少し調べたんだよ。」

千早「プロデューサーには関係ありません。」

気になった、なんて理由でそんなところまで踏み込んでこられたらたまらない。

これ以上話したくないという意思を込めて、はっきりと言った。

P「どうして自分を責めてるのか知らないけどな、何をしても弟がなくなったって事実は変わらないぞ。」

千早「あなたに何が分かるんですか。」

千早「私は歌わなければいけないんです。あの子が好きだった、私の歌を。
   そのためならなんでもします。私には歌しかありませんから。」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/23.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice