5:名無しNIPPER[sage]
2020/08/06(木) 07:48:35.58 ID:3zidh0kDO
雛菜『ふぅん……このごに及んでシラを切るんですか。さすが円香ちゃんは昔から賢いですねぇ』
円香『シラって……』
雛菜『覚えてますよ。小学校の時、硝子を割って小糸ちゃんが怪我をした時に』
円香『あれは透……浅倉が!』
雛菜『えぇ、大丈夫。真実は私たちなら覚えてますからね……でも小糸ちゃんはどうだったんでしょうか?』
円香『…………』
雛菜『そんなことはどうでもいいですけどね。普段、プロデューサーさんに「ミスター○○」ってつけてるくせに、あとで』
円香『止めてっ!……お願い……あの人は……』
雛菜『あの人は……何ですか?んんっ?!』
円香『……最初。透の邪魔になる存在だと思ってた。でも……あの時の彼……どうしても忘れられなかった』
円香『好きになったら透に……小糸に……あなたにも悪いと思ってわざと厳しく接してきた』
円香『でも……ダメなの!……こんなに人を好きになったのは初めて……毎日が楽しくて苦しくて……』
雛菜『…………よく言えました。雛菜も、透さんを追い掛けて……そこが、それが何かわかった時……』
雛菜『雛菜……いえ、私も好きになってました』
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