20: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/08/11(火) 04:20:32.92 ID:OyIzvWrPO
 タタタタタタタッ 
  
  
 卯月「ハァ……ハァ……!」 
  
 卯月(言っちゃった……言っちゃった!) 
  
 卯月(約束しちゃった! 約束しちゃった!) 
  
 卯月(体が熱い。顔が真っ赤だって鏡を見なくてもわかっちゃう。走っているせいだって言いたいけど、そうじゃないってお腹の周りが私に教えてくれる) 
  
 卯月(プロデューサーさん……プロデューサーさん! 困って、固まって、あの時の事を思い出して興奮して、その事に罪悪感を覚えて!) 
  
 卯月(私のせいで! 私によって! 私のために悩み苦しんで、興奮している! 私のプロデューサーさん!) 
  
 卯月「ん……っ」ビクッ 
  
 卯月(嗚呼――――――――これが、愛おしいっていう感情なんだ) 
  
 卯月(大好きな人を困る姿を見て、私は喜んでいる。尊いプロデューサーさんを穢すことに喜びを見い出している。なんて私は悪い子なんだろう!) 
  
 卯月(ごめんなさい、ごめんなさいプロデューサーさん。でも、それでも私はもう止まれない。だってこんなにも――) 
  
  
  
  
  
 卯月「へそ下辺りが、むずがゆい……ッ!!!」 
  
  
  
  
  
 〜おしまい〜 
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