【かぐや様は告らせたい】小野寺麗の日常 三学期
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14:名無しNIPPER
2020/08/24(月) 01:54:35.32 ID:e76LH8lzO
『小野寺麗はグレてない』
藤原「ねえねえ、小野寺さん。不良の物真似とかできます?」ニコー
小野寺「え?いきなり何なんすか?」
藤原「はい!それがですねー、演劇部からヘルプで出演して欲しいと頼まれていまして…」
藤原「その役がヤンキー少女なんです!だから参考にするために不良経験のある子を探していたんですよー」
小野寺「なるほど。でもウチ不良じゃないんで…」
藤原「だよね〜、小野寺さんいい子だもんね」
藤原「やっぱうちの学校でコテコテの不良を探すのは難しいんですよ……龍珠さんにも『私は不良じゃねえ!』って断られましたし」
小野寺「まあ、性格が荒れてる人なら居ますけど分かりやすいタイプの不良は居ないでしょうね」
藤原「という訳で、不良の物真似ができる人を探す事で妥協しました!」
小野寺「うーん、その発想は何かズレてないすか?」
藤原「ではさっそく小野寺さんに不良の物真似をしてもらいましょう!」ニコニコ
小野寺「いきなり言われてもなー…どういうことやれば」
藤原「では台本にある台詞から……相手の服を引っ張りながら『うるさいなぁ、ぶっ飛ばすよ』と不良っぽく言ってみてください!」
小野寺「不良っぽくっすか…」
グイッ
藤原「うるさいなぁ、ぶっ飛ばすよ?」ニコー
藤原「って感じで私が言うと怖さが無いんですよね〜」パッ
小野寺「んー、顔のせいじゃないっすかね」
藤原「じゃあ小野寺さん試しに言ってみてください!」
グイッ!
小野寺「うるさいなぁ、ぶっ飛ばすよ?」ギロッ
藤原「ひえっ…ご…ごめんなさい…」ビクビク
小野寺「!?いや、今の言えって言われた台詞言っただけですから!!」
藤原「びっ、ビックリした〜…目が怖かったからガチかと…」ダラダラ
小野寺「そんな怖かったですか!?」
早坂「…書記ちゃん…」
小野寺「!」
藤原「あ、早坂さんだー!」クルッ
早坂「ねえ…書記ちゃん、いったい何をやらかしたの?遂に一年から睨まれながらぶっ飛ばすとか言われるなんて…相当だよ?」
藤原「違いますよ!?」
小野寺「別に私キレてないっすから!」
〜説明〜
早坂「あーそういう事かー。てっきり書記ちゃんが小野寺さんをブチギレさせるようなことやらかしたかと」
藤原「この私がそんなことやるわけ無いでしょう!」
小野寺(私の目、そんなに怖かったかな…)
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