19:名無しNIPPER
2020/09/19(土) 22:45:48.01 ID:66ORp3Ez0
 勇者「ごめんね、少しここで待ってて。」 
 	 
 異臭と汚れの残ったベッドの上に戻すよりはマシだろうと思い、泣きつかれて眠っている彼女を壁の近くまで運んで床に寝かせる。 
  
 加勢に向かうために部屋を出ようとすると、ちょうど戦士が戻ってきた。手を縛られて口をふさがれた兵士を一人連れている。 
  
 勇者「・・・早かったね。他の兵士はまさか皆殺しに」 
  
 戦士「してねえよ。」 
  
 ため息をつきながら言った。 
  
 戦士「めんどくさかっただけで、弱すぎて戦いにすらならなかったからな。一番偉そうなやつだけ連れてきて、他は全員手と脚を潰してその辺に転がしてある。とどめを刺してこいっていうならやってきてやるよ。どうする?」 
  
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