4: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2020/09/20(日) 22:22:25.81 ID:8MIOg9Ye0
 3 寮の電話では名乗らないように 
  
 CGプロ女子寮・玄関 
  
 洋子「もしもし、どちら様ですか?」 
  
 PaP『出た。CGプロのPaだ。洋子ちゃんか?』 
  
 洋子「そうだよ。この電話にかけるなんて珍しいね、プロデューサー」 
  
 PaP『台風が来てるから安全確認。他に誰かいる?』 
  
 洋子「ネネちゃん、ほたるちゃん、聖ちゃんがいるよ」 
  
 PaP『それは良かった。もう帰ってるんだな』 
  
 洋子「杏ちゃんと保奈美ちゃんは?」 
  
 PaP『杏ちゃんは北海道ロケ、保奈美ちゃんは沖縄でグラビア撮影だから大丈夫。帰るのも明日以降だし』 
  
 洋子「そうなんだ。ラッキーだね」 
  
 PaP『りあむちゃんは自宅。寂しそうだから電話でもしてみてよ』 
  
 洋子「いつも通りだね。聖ちゃんとかにお願いしようかな」 
  
 PaP『洋子ちゃん、そっちは任せた。台風の備えをお願いしていいか?』 
  
 洋子「任された!」 
  
 PaP『雨戸があるから全部しめてくれ』 
  
 洋子「うん」 
  
 PaP『もう出歩かないように。夕ご飯の用意はある?』 
  
 洋子「確認してみるね。私は買い忘れちゃった」 
  
 PaP『非常食遠慮なく使って、賞味期限近いから買い替えるつもりだったから丁度いいや。防災セットの位置はわかるよね?』 
  
 洋子「入寮の時に教えてもらったよ」 
  
 PaP『良い機会か。確認してみて。欲しいものがあったら買っておくから』 
  
 洋子「オッケー」 
  
 PaP『千川が作った冊子もあるよな、皆で確認してみて』 
  
 洋子「わかった。プロデューサーは大丈夫?今どこ?」 
  
 PaP『まだ事務所。千川と自分しかいない』 
  
 洋子「危なくないうちに帰った方がいいよ」 
  
 PaP『そうするよ。千川、送っていくから帰るぞ。この仕事が終わってから?アホか、身の安全第一だ。とっとと帰る準備しろ』 
  
 洋子「……」 
  
 PaP『洋子ちゃん、よろしく。何かあったら連絡して』 
  
 洋子「うん。気をつけてねー」 
  
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