45: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2020/10/04(日) 22:58:47.14 ID:hoF/GHRu0
『バルバル』と空気が震え始める。窓の外を見ると、ヘリが一機近づいて来ていた
( T)「あー……」
川 ゚ -゚)「カプコン製じゃないんでご安心を」
( T)「心底ホッとするね」
身元不明のヘリに、ウチの連中が迎撃体勢を取っていないのを見るあたり、予め青葉にでも許可を貰ってたのだろう。上を通せ上を
ヘリは緩やかに減速しつつ建物へ寄せ、縄梯子を降ろした。砂尾は荷物を担ぎ上げると、窓を開けて足を掛ける
川 ゚ -゚)「お二人に宜しくお伝えください。叢雲さんには『口喧嘩ザッコ』と付け加えて」
( T)「早よ行け」
川 ゚ -゚)「それでは、今後とも『艦娘専門店』をご贔屓に。とうっ!!」
跳躍し縄梯子を掴むと、それが合図と言わんばかりにヘリは滑らかに建物を離れていく。決闘者の王国編ラストの孔雀舞かよ
川 ゚ -゚)「あーーーーーーーばよーーーーーーーーーー!!!!!とっつぁーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!」
某怪盗の名セリフと共に
<たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーちーーーーーーーーーーーーーあがーーーーーーーーーーーーーれ!!!!!!!!!けだーーーーーーーーーーーかーーーーーーーーーーーくまーーーーーーーーーーえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヘリのスピーカーから例の曲が爆音で流れる。権利大丈夫なのだろうか
( T)「……」
( T)そ「オメー服忘れてんぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
俺の必死の叫びは、届く事なく音楽とプロペラ音に掻き消されたのであった
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