73:名無しNIPPER
2020/10/26(月) 22:55:01.31 ID:/nfSFQTjo
勇者「ラジオネーム、ライバル的イケメンアサシンさんからのお便りです」
勇者「どうも。かつて盗賊の宿敵を名乗って、度々貴方達の前に現れた元暗殺者です
あの頃は自分に酔っていたのでしょうか、隙あらば決め台詞に決めポーズとやりたい放題してました
自分の中での傑作は、勇者パーティと戦って負けた時に「俺は闇の中に生きる。闇は必ず光を喰らう。お前を狙う闇は、俺だけでは無いぞ」と言って逃げたやつです
私が逃げた後すぐに魔王の配下達が貴方達の周りを囲み始めましたが、あれは私が魔王と繋がってた訳ではありません。全部偶然です
今は暗殺に失敗しすぎてクビになったので、宿屋に住み込みで働いてます。よかったらウチの宿屋に泊まりにきてね、との事です」
盗賊「あ゛ー……あいつか…」
勇者「魔王軍じゃなかったのか…」
盗賊「じゃあなんで毎回毎回魔王軍が出てきたのかな」
勇者「答えは神のみぞ知る…」
盗賊「ボク的には 「この世界は闇で覆われている、お前達のような雑魚にこの世界の“真理”を覆す事は不可能だ 」が好きだったなぁ」
勇者「お前よく覚えてるな…」
盗賊「まぁ、なんやかんやで良いライバルだったからね」
勇者「俺あれしか覚えてねぇわ、去り際に決めゼリフ喋りながらコケたやつ」
盗賊「あー、あれね! 魔法使いめちゃくちゃ笑ってたよねw」
勇者「暗殺者顔真っ赤だったしなwww」
盗賊「僧侶のさ、闇属性なのに顔だけ火属性ですねがもうほんとに面白くて…w」
勇者「あー…最高」
盗賊「こんな日常がずっと続いて欲しい」
勇者「そんじゃアサシンさん、今度宿屋泊まらせてくださいね」
盗賊「宿屋の住所メールフォームに送ってくれると助かりますー」
勇者「それでは、お待たせ! コーナーの時間になりました!」
勇者「今回のコーナーは?」
盗賊「失敗談、教えてください!でーす」
勇者「これは盗賊が直々にやりたいと言ってくれた企画なんだけど、理由はなんだったんだ?」
盗賊「いや、ボクが普通にみんなの失敗談を聞きたいだけだけど」
勇者「……」
盗賊「それじゃあ行こう!」
盗賊「1つ目の失敗談は〜? こちらっ!」
勇者(恐ろしい子…!)
>>74
93Res/68.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20