佐々木「君は優しいね」キョン「炭治郎には敵わないさ」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/01(日) 20:12:50.51 ID:eKWbNwFOO
ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

爽やかな秋晴れの空が、眩しかった。
俺の妹は鬼じゃない。陽の光も平気だ。
それがどんなに幸せなことか、噛み締める。
鬼となり、昼間出歩けない禰豆子は不憫だ。
それに比べればお漏らしなど些末な問題だ。

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

俺は何故、嗤っているのか。
それは、生きているからだ。
たとえどんなに惨めで、情けなくても、生きていかなくてはならない。だから、俺は。

「うまいっ!!」

せめて、柱としての責務を全うしよう。
俺は鬼にはならない。弱き者を守るのだ。
愉悦などには負けない。妹の尿が美味い。

「うまいっ!!」
「それはもうわかったから」

見ると、佐々木がドン引きしていた。
しかし、理解はしてくれたらしい。
俺の兄としての、柱としての在り方を。

「俺の嗣子となれ!」
「じゃあ、今度一緒に映画に来た時、僕が漏らしても同じように悦んでくれる?」
「無論だ! 穴があったら、入りたい!!」

よもやよもやとは言ったものの、いつも通りの無惨なオチがついた。しかしそれが摂理。
限りなく完璧に近づくにつれて歪となってしまうのは必然であり、だからこそ、人間とは儚く、そして美しいものだと、俺は思う。


【佐々木とキョンの尿柱】


FIN


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
10Res/10.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice