31:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/11(木) 19:15:29.03 ID:BHJWdb3D0
 子供「この皮袋に雪を詰めておけばそのうち水になるよ」ツメツメ 
  
 オークの子「…」ジー 
  
 ローグ「かしらぁ!この剣は何で出来てるでやんすかねぇ…やたら重いでやんす」 
  
 女戦士「貸してみろ…」 
  
 ローグ「刀身が白銀色…なんか珍しい金属でやんす」 
  
 女戦士「ほう?これはコバルトの合金だな…腐食しない様に作られた剣だ」 
  
 ローグ「ロングソードにしちゃ重いっすよね?…2キログラムは超えてるっす」 
  
 女戦士「鈍器に近いが私には丁度良い重さだな…預かる」 
  
 ローグ「重戦士用っすか?」 
  
 女戦士「そうだ…これほど重いと素人では使いこなせん」 
  
 子供「ママ!その剣をこの子にあげたらダメ?」 
  
 女戦士「子供が使える剣では無いぞ?」 
  
 ローグ「かしらぁ…あっしが使って良いって言っちゃったんすよ」 
  
 女戦士「ううむ武器を預けて何も起こさねば良いのだが…」 
  
 ローグ「背負わせて荷物持ちって事でどうでやんすか?どうせ振り回せんでやんす」 
  
 女戦士「まぁ良い…どうせ拾い物だ…未来が責任を持て」 
  
 ローグ「未来君良かったっすねぇ」 
  
 子供「ママありがとう!!」 
  
 ローグ「あっしが背負える様に細工してあげるっすよ?」 
  
 子供「大丈夫!細工は得意なんだ!!ママに教えてもらったから」 
  
  
  
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 女戦士「私は未来と地下の様子を見て来る…ローグは船着き場まで行って情報を集めて来い」 
  
 ローグ「日暮れまでに戻って来る感じで良いでやんすか?」 
  
 女戦士「任せる…夜はこの馬車で休む」 
  
 ローグ「時間余りそうなんで補給物資も馬車まで運んでおきやすね?」 
  
 子供「ママ?この子も連れて行って良いよね?」 
  
 女戦士「未来が面倒を見るのだろう?邪魔にならない様にしろ」 
  
 子供「うん…」 
  
 女戦士「マスクは外さない様にな…付いて来い」スタスタ 
  
 子供「いくよ!」グイ スタタ 
  
 オークの子「…」スタタ 
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