御園かりん「お前の心を盗むのだ!」
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34: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/11/29(日) 18:23:37.36 ID:F2WpVU4e0


十七夜「梓はそのままにしておいた方がよかったのでは?」

やちよ「変わらないわよ。どうせ口だけだから」

十七夜「そうか」


十七夜「ま、そういうことで、八雲が画伯の魔力を取り除けば元に戻る」

アリナ「アイシー。アリナ、最近プアアートが隣に居ないと妙に落ち着かなかったんですケド、それはやっぱりマジックのせいだったってワケ」

みたま「あらまぁ、アリナもそうだったのね」

アリナ「そ。なんか変だと思ってたんだヨネ。アリナ程のジーニアスアーティストがこんなプアアートごときにそんな感情を抱いているなんて」

やちよ「少しびっくりだわ。アリナにもそんな惚れた腫れたの感情があっただなんて」

アリナ「そう思われるのがなんかイライラするから、早くアリナにもディスペルしてヨネ」

みたま「なんかもったいない気もするけど、分かったわ。えいっ」チョイ

みたま「・・・あれ?」

アリナ「ワッツ?」

みたま「ごめんなさい、もう一回。えいっ」チョイ

みたま「あらー? さっきの二木の子と同じだわ。かりんちゃんの魔力が無いような・・・?」

アリナ「そんなはずないんですケド」

みたま「おかしいわね。わたしはかりんちゃんの魔力は触り慣れてるから、あればすぐ分かるはずなのに」

みたま「んー・・・。確かにアリナは今でもかりんちゃんに ほの字でラブラブズッキュンなのよね?」

アリナ「なんかその言い方がムカツクんですケド・・・。ま、否定はしないワケ。でも、アリナがアートではなく、個人にラブを感じるなんてありえないワケ。アナタたちが知っている本来のアリナもそうだと思うんですケド?」

みたま「まあ、そうね。あなたはそういう人よ」

みたま「それじゃあなんかの拍子に、かりんちゃんの魔力が奥の方に入っちゃったのかも。ちょっと深く探るけど、いいかしら?」

アリナ「どーぞ」

みたま「はい、それじゃ、リラックスしてー、しんこきゅー」

アリナ「すー・・・・はー・・・・」

みたま「始めるわよぉ」スッ...

アリナ「ん・・・・」

みたま「・・・・・・・・・・」

みたま(こうしてソウルジェムに触れると、その人の過去が見えてくる・・・)

みたま(アリナの過去が・・・アリナの記憶が・・・)









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