【アークナイツ】フロストリーフ育成計画【安価あり】
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54:名無しNIPPER[saga]
2021/01/28(木) 16:18:34.31 ID:CvimCBNEO
ポイントアルファの地下通路を、鼻歌交じりのWが歩く。

そこには、クルビア正規軍の死体が散乱していた。

「…あー、あー。聞こえる?ヘドリー副隊長とイネス隊長様〜?」

『聞こえている』

『揶揄うなら通信を切るわよ。こっちは想定外の反撃で作戦が進まないのよ』

「二人がいてその体たらくなんて、腕が鈍ったのかしら?」

『その頭と胴体をさようならしてあげても良いのだけれど』

『イネス…。Wも、無駄話は止めろ』

Wはともかくとして、イネスとヘドリーは戦闘真っ最中だというのに、話をする程度には余裕があるようだ。

『ポイントアルファの強奪は終わったか?』

「いいえ」

『…爆炎がこちらでも見えたから、派手にやったのは分かるが。お前一人では厳しかったか?』

「そうね。こっちも想定外に遭遇しちゃったから」

『聴かせてくれ。丁度俺たちは補給のため後退を始めた。話を聴く余裕はある』

「了解。…ねぇ。ヒットリストから名前が消える時って、どんな時?」

『ターゲットが死んだ時か、値打ちが無くなった時しかないわよ。何知ってて当たり前のことを聞いてるの?』

「いやぁ、ね。いたのよ。例外が」

わざとらしく含みを持たせた物言いをする。

案の定、と言うべきか、イネスが食いついた。

『例外?さっさと言いなさい』

「自身の死を偽装して、刺客の手から逃れた奴」

『ほう、それは興味深いな。お前がそう言うなら、俺たちも面識がある奴だな?』

「ええ。彼の名前は…」

そしてここで、わざと合間を開ける。

苛立ったイネスが、早く名前を言うように催促した。

「ディラック」

Wが発したのは、共に戦い、殺し合った、空間のアーツを扱うウルサス傭兵の名前だった。

数年前に、イェラグで"死亡した"傭兵の名前。


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