【咲-Saki-】京太郎「たのしい宮永一家」【微安価】
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14: ◆copBIXhjP6[saga]
2021/01/21(木) 18:51:10.32 ID:VtKT70Eh0
日本で一番大きなターミナルから特急に乗って二時間、そこから一日に指折り数える程しか走らない在来線に揺られて更に二時間。
車窓からは民家、ビニールハウス、それからだだっ広いスーパーとホームセンターがちらほらと見える。
それ以外何もない典型的な田舎だけれども、最近では東京の方こそ度が過ぎた都会なのではないかと思うようになってきた。


――― 在来線 車内


淡「あっ、あそこの橋が開通してる。ずっと工事中だったのに」

照「あの山の左側に架かってる橋のこと?一昨年の夏くらいにはもう出来てたよ」

淡「そっかー......ま、何年も来てないしそういうこともあるよね」

照「どうして淡はしばらく来てなかったの?」

淡「んー、特に来る理由もなかったからかな。忘れたわけじゃないけど、もう十年以上経ったわけだし」

淡「それにあの子も大きくなったし」

照「ということは今年はあるんだ」

淡「うん。久々に顔が見たくなっちゃって」

照「ふふっ、何それ」クスクス


『次は 清澄 清澄 お出口は―――』


淡「そろそろ降りないと。お土産忘れないでね?」

照「.........大丈夫」

淡「その間は絶対忘れてたよねテルー......」


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