【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「CBA」
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545: ◆BT63SEH4KsDo[saga]
2023/01/26(木) 04:04:35.06 ID:9/Cl/xcK0
この時間の私はずっと正していた姿勢を崩し、ちゃぶ台に肘を付け頬杖をつきました

翠(未来)「あの花弁は予想の通り友奈ちゃんの力、その友奈ちゃんの力を出力している響さんの力が籠められています...けれど神樹様ならともかく、単なる勇者に、単なる装者に、その力を固形化しつつ完全には切り離さず時空を越えさせる、なんて芸当は難しいとは思いませんか?」

翠「それは...まぁ」

簡単ではないでしょう
時空を越えて尚健在な繋がりを持つ力の結晶とはアームドギアとは訳が違います
例えばそれそのものに引かれ合う性質などがあれば別でしょうが、響さんのガングニールにも友奈ちゃんの勇者としての力にもそのようなものはありません

翠「響さんと友奈ちゃんの性質が繋ぐ力、託される力といった解釈なら無くはない、という程度でしょうか」

翠(未来)「えぇ、私も昔はそんな風に解釈しあまり疑問に思ってはいませんでした...が、よくよく考えてみればそれは似て非なるもの」

何せその解釈なら2人は探し手繰り寄せる側、探され手を伸ばされる側
そこに確実な目印など無く、無いからこそ真価を発揮する性質に思えます

翠(未来)「2人のような『主人公』ならむしろ、マーカーなど寄越さず再開が絶望的な状況になってから奇跡を起こすのがお約束...もっとも2人はそうなる前に万策が尽きていなかったようですが」

翠「それが、あの山桜の花弁」

翠(未来)「友奈ちゃんはともかく響さんらしさには欠ける行動ですが、思うところがあったのかもしれませんね、自らの最速で最短で真っ直ぐで一直線なやり方では解決出来ないことがあるのかもしれない、と」


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