みのり「憧れよりも」遥「一番近くに」
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13: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 20:55:31.91 ID:Uw1Hn3HT0
〜〜

雫「なるほど、ね」
愛莉「雫はなにかいい案ない?」
雫「私?うーん……」
雫「みのりちゃんのその感じだと、嫌いってことはないだろうし……少しびっくりしちゃってるのかも」
遥「びっくり……?」
雫「だって、みのりちゃんから見れば遥ちゃんの告白は突然なわけでしょう?」
雫「応援していたアイドルで、同じグループの先輩で……そう見ていた相手に突然告白されたら、これからどう見ればいいのか分からなくなると思うの」
遥「先輩って……一応、学年は同じなんだけどな……」
愛莉「普通に尊敬されてるって話でしょ?……でも、そうね。一気に距離を縮められても、追い付かないのは当然か」

遥「なら、自然にゆっくり距離を縮める……?」
愛莉「いや、それじゃ結局一定ラインでストップしちゃう。みのりがブレーキをかけてるしね」
遥「ならどうすれば……」
愛莉「そんなの、決まってるじゃない」
雫「?」

愛莉「引いてダメなら押し続ける!最初っから全力で、いっそそれに慣れさせるの」
愛莉「逃げ道塞いで距離詰めてりゃ、いつかはみのりだって慣れるわよ」
遥「そんな強引な……」
雫「いいんじゃないかしら?みのりちゃんは、自分でブレーキをかけて動けなくなってるだけだろうし」
雫「そういう人にとって、強引にでも連れ出してくれる人は魅力的に映るものだから」
愛莉「……なんでそこでこっちを見ながら言うわけ?」
雫「ふふ」
愛莉「はぁ。ともかく、そういうことだから」
遥「……うん。ちょっと、元気出た」
愛莉「なら良かったわーーあ、ほら。お待ちかねの人が来たみたいよ」


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